師走・冬うらら

踏切の電車ゆつくり師走かな 愛犬の胴輪を変えて冬ぬくし 愛犬の胴輪を変えて冬うらら

冬至・雪

12/5亡　12/27告別式テレビを見て 勘九郎逝きて別れの冬御輿 この地にきて２０数年が過ぎます。やっと近々に道路も舗装に なります。近くには家も建てられて景色が変わって。 変わっていく景色を5．7．5に残せたら良いな・・・ 建前の四方浄めて冬至の日 お友達から「十勝岳に行って来たのよ」と写真を見せて頂いて 「私達の靴後だからね。しっかりと残してきたよ」と笑う 雪道の靴あと深く十勝岳

水鳥

水鳥の一羽根川面流れおり 水鳥の羽毛川面を流れおり

冬薔薇・漱石忌・師走

一輪の薔薇寂やかに冬日和 一輪の薔薇ひそやかに冬日和　　　　　 迷い猫少年を追って漱石忌 迷い猫人になついて漱石忌　　　　　　 「我が輩は猫である」 迫り来したった五句とても師走かな 期日まで五句は詠めよと師走かな

冬木立・小春空

駅伝の走る少年小春空 駅伝の少年つづく小春空　　　　　 ランナーに声援おくる冬の空 ランナーに声援おくる冬木立

１２月忘年句会

Ｍ先生の家のパンジー・忘年会は盛り上がる ☆なまけるは老の特権日向ぼこ　　　　　Ｋ　満点句 ☆冬さくら昼三日月に見守られ　　　　　Ｍ　三点句 ☆湯婆や夢の中まで俳句詠む　　　　　　チ　三点句　　◎ 「俳句詠む」と言う句は私は選んだことはないけれど、 今回は「湯婆」が効いていたので特選にしたと言われました。 ☆からす瓜豊作なれば竹の鳴り　　　　　Ｍ ☆合併にとり残されし柚子の里　　　　　和　　　　　　◎ 合併は何が合併なのか漠然としていてどうかなとと思ったが 今の時期だからわかるかなということで選んだと先生 ☆庭池の緋魚固まり初氷　　　　　　　　チ　魚を緋魚に直される ☆床の間の壺ひとつある冬座敷　　　　　え　三点句　　　○ ☆古暦かぎりある日を惜しみけり　　　　Ｋ　　　　　　○ ☆朝刊のチラシの重き師走かな　　　　　和　四点句　　　○ ☆冬ぬくし馬の眼の優しけり　　　　　　え　　　　　　○ ☆切干しの干しあがりたる匂いかな　　　糸　　　　　　○ ☆柿落葉ふみて疎遠の友思う　　　　　　チ　三点句　　　◎ 「天」と言うことでした。何時も天になった句はその場で短冊にして 戴きます。めったにとれません。年に一回戴ければ嬉しいです。 今年は珍しく２回目でした。 ☆富士の山空を枕に眠りおり　　　　　　チ　無得点　　まあまあ ☆山眠る里の大盛り手打ちそば　　　　　Ｋ　三点句　　　○ ☆土手枯れて川の流れのゆるやかに　　　和　二点句　　　○ ☆夕暮れの川沿いのみち雪蛍　　　　　　え　二点句 ☆洗たくの乾かず終ひ老い師走　　　　　Ｍ　二点句 ◎特選　　　○並選

宜しくお願い致します(._.)オジギ

☆怪しげに祭り盛り上げ太鼓打つ　　　千代 　あやしげな祭りもりあげ太鼓打つ　　　　 ☆大宇宙越えて輝く冬の日よ　　　　　千代 　大宇宙越えて輝く冬の星　　　　　　　 ☆水面揺れて紅葉の山を映す池　　　千代 　水面揺れ紅葉の山を映す池　　　　　　　 ☆初氷叩いて遊ぶ子供達　　　　　　　千代 　同 ☆初氷笑みが溢れる朝の時　　　　　　千代 　中七の表現に工夫を 綿虫って良く解らないので、俳句を詠むより 綿虫探しを楽しんでからと言ってました。 俳句で知らない言葉があるので勉強になります。 とおっしゃってました。宜しくお願い致します。

山眠る

連山は夢見るほどに眠りおり 連山は夢を見るかに眠りをり　　　 白富士の化粧落とさず眠りけり　　　なか七言い過ぎ 再）白富士の綺麗な空に眠りたり 　　　綺麗な←形容詞に注意。物で表現しましょう。 　　富士山も空を枕に眠りをり 　　 　　白富士も近くの山もみな眠る 　　 　里山の林檎届いて十二月　　　　　○

１２月ネット句会（３回目）

１２月の兼題 初氷　綿虫 水瓶の魚の固まる初氷 初氷人差し指のそっと触れ 　 綿虫やふわりふわりと木立中 　　 夕暮れの綿虫に手を差しのべて　 綿虫のふわり現れふわり去る 綿虫や二三匹目の高さ舞う