冬の靄・霜・綿虫

☆遠山の煙りたなびき冬の靄　　「煙」「靄」 ★遠山の煙りたなびく冬の朝　　　　 ☆深霜の日の昇りたる休耕地　　　○ ☆夕暮れの綿虫に手をかざしみる ★夕暮れの綿虫に手を差しのべて

鴛鴦・初氷

鴛鴦や連携プレーの老介護　　　　× 再）鴛鴦や息もピッタリ老介護 　　鴛鴦や息をあわせて老介護　　　　 　　初氷人差し指のそっと触れ　　　　○

落葉・セーター

☆公園の落葉集めて子等の声　　　　○ ↑は知り合いの（８６歳）お婆ちゃんに見せて 頂いた手編みセーターです。そして母の手編みの セーターも出してみました。 ☆手にとりて母の手編みのセーターかな ★てにとりて母の手編みのカーデイガン

木守柿・芭蕉忌

歌愛し続け八十路の木守柿 　歌愛し続け八十路や木守柿

湯婆（ゆたんぽ）

☆湯婆や夢の中まで俳句作り ★湯婆や夢の中まで俳句詠む

霜柱・初氷

2012-11-26 10:16:26 ☆霜柱花壇の土をもたげけり 霜柱花壇の土を起こしをり　　　　　　 2012-11-26 12:24:15 ☆水瓶の魚固まり初氷 水瓶の魚の固まる初氷

綿虫・冬の水

☆綿虫やふわりふわりと梅林　　　　梅林は春の季語 ★綿虫やふわりふわりと木立中　　　　 ☆旧邸の水琴窟や冬の水 ★旧邸の水琴窟や冬の朝

虎落笛（もがりぶえ）

☆大けやき睨みきかせて虎落笛 ★大欅世を嘆くかに虎落笛

葱 ・ 著ぶくれ（着ぶくれ）

☆葱ばたけ朝日当たりて白くせり ★葱ばたけ朝日当たりていきいきと　　　　　　 ☆着ぶくれの老女と出会い世間話 ★着ぶくれて友としばらく立ち話

冬菊・蜜柑

☆冬菊の薄紫の日の暮るる　　　○ ☆三人の声高らかに蜜柑狩り　　　　○ ★三人の声にぎやかに蜜柑狩り　　　 関東北部でも蜜柑畑が目に付きます。 味は蜜柑独特の濃い味です。皮ごと食べてしまいます。