或るひとつの記録

昔と違い、最近は完全に子供のために生きています。

遂に西村賢太が芥川賞をとった

2011年01月17日 22時31分21秒 | Weblog
このブログでも芥川賞のたびに何度か取り上げてきた西村賢太が遂に受賞した。

受賞者が四人となった今回の芥川賞・直木賞の中では目立たないかもしれないけれど、中卒、正規の職歴なしのフリーターの中年という経歴から這い上がることができるのは、文学しか有り得ない。


ちなみに貼付の写真の『暗渠の宿』の一編目「けがれなき酒のへど」は、女が欲しい男がホテヘル嬢を罵倒するところから始まる。

俺が四年前に買った本だ。