或るひとつの記録

昔と違い、最近は完全に子供のために生きています。

選挙とポケモンの夏

2007年07月30日 20時45分11秒 | Weblog
選挙カーとポケモンスタンプラリー。


一昨日、東京中を移動していると、至る所にこの二つに関連する人や物が存在していた。



そして昨日は選挙当日。

そこで僕は神を裏切ってしまった。

たった一票だけど、今回は久しぶりに真剣に投票してしまったのだ。



しかし神は今回奇跡のブービー賞となった。

新党フリーウェイクラブに勝ったのだ。


残念ながら日本スマイル党には負けたけど、定位置の最下位から脱出できたのだ。


なぜ新聞にこの大ニュースが載っていないのか、不思議で仕方がない。

京大作家の躍進(六)

2007年07月19日 08時44分37秒 | Weblog
直木賞の決定は芥川賞よりも一時間以上も遅かったので、もしかしたらもしかするかもと思っちゃったりしたわけですが、予想通りというかなんというか、結局二人とも直木賞受賞には至らなかったわけで、まぁまだまだ新人だからしょうがないよねと思い直すに至った一昨日の夜でした。


今回も直木賞は作家歴10年の中堅が持ってったわけだけど、今の直木賞の選考基準じゃこれはしょうがないよね。


芥川賞は「作品」に与えられる新人賞だけど、直木賞は「人物」与えられる賞になってるから。

その人物が今後も作家としての道を歩む力量を備えているかが何よりも重視されてるし。

そんなの新人が持ってるかなんて判断できない。

今後も書き続けることが受賞へとつながるんだ。

京大作家の躍進(五)

2007年07月17日 12時41分00秒 | Weblog
モリミーこと森見登美彦の作品には、必ずといっていいほど京都が、それも京都大学が登場する。

そして大学といえばサークルである。

森見作品はサークルのお話と言っても過言ではないのだ。

そんなサークルのお話に頻繁に登場するのは、そう映画サークルなのである。



デビュー作『太陽の塔』では、主人公の憎き恋敵遠藤が自主映画を撮っているし、『走れメロス他四編』の中の「藪の中」はで映画サークル内の恋愛のもつれを見事に表現している。

『四畳半神話大系』では主人公は映画サークル「みそぎ」に所属し、自主追放の憂き目にあう。

そして直木賞候補作『夜は短し歩けよ乙女』では、学園祭の章で映画サークル「みそぎ」は上映会を行っており、またゲリラ演劇を追いかけ回し、カメラに収めている。



このブログを読んでいる一部の人は、映画サークルというフラグに心躍らされていることでしょう。


さて本日直木賞発表。

マキメ、モリミーの受賞は厳しいと思うが、もしかしたらということもある。

京大作家の躍進(四)

2007年07月16日 13時34分32秒 | Weblog
マキメ・デビュー作。

本の雑誌で一位となり注目され売れに売れた本。


そして二作目が直木賞候補に。


作家人生が順調すぎるマキメ。


金原端人(法政大学教授・金原ひとみの父)がマキメに惚れ込んで、マキメはいつか必ず直木賞をとると断言してるけど、鹿男で受賞はないなと俺は思う。

ジョジョの奇妙な芸人

2007年07月13日 00時06分06秒 | Weblog
アメトークでケンドーコバヤシが企画した「ジョジョの奇妙な芸人」。


ジョジョ好きは、芸人の中にも数知れず。

そんなジョジョ好き芸人を集めて番組をやると言う企画。


筆頭ジョジョ好きとしてケンコバが推すのが、中川翔子である。


お絵かき番組での競演以来、ケンコバは中川を優遇している。



今夜遂に収録だから、放送は二週間後ぐらいか。

京大作家の躍進(二)

2007年07月09日 20時05分06秒 | Weblog
もう一人の京大卒作家、万城目学。

その第二作目が『鹿男あをによし』。

デビュー作が売れたおかげで、この二作目も発売前からメディアに取り上げられて、またまた売れた。


ファンタジックで、スポ根要素もありつつ、歴史ものかと思いきや、恋愛小説でもある。


そう、この作品も今回の直木賞候補作である。

京大作家の躍進(一)

2007年07月08日 13時26分53秒 | Weblog
京大出身の二人のエンターテイメント作家が注目を集めている。

新聞・テレビで既に何度も取り上げられているので、諸君も知っていることであろう。

万城目学と森見登美彦の二人である。




この二人の作品にはいくつかの共通点がある。

でもそれは追々説明することにして、今日は省略することになる。




それよりも今日は『夜は短し歩けよ乙女』についてである。

森見の名を一躍知らしめたのは本作である。


本屋大賞では惜しくも二位に甘んじたが、山本賞は見事受賞と相成ったのは、先日お伝えした通りである。


そもそも山本賞とは何かと問われれば、山本周五郎という人間から説明しなければならない。

説明し出すと小一時間は要するので、一言で言うと山本周五郎とは娯楽小説の大家であり、偏屈爺でもある。

長い直木賞の歴史の中で唯一受賞を拒んだ男として名を残している。



そんな山本賞を受賞した『夜は短し歩けよ乙女』だが、なんと十日後の17日に発表される直木賞の候補にもなっているのだ。

祝!佐藤友哉、三島賞受賞4

2007年07月07日 19時23分30秒 | Weblog
佐藤友哉 第三作
『水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪』


先日行われた三島由紀夫賞受賞式のスピーチで「新本格を書いていて、いつの間にか文芸誌で書くようになっていました」と語った佐藤友哉。


本格はエンターテイメントだけど、新本格は純文学に通ずるものがあるのだ。



三島賞受賞式は山本賞と一緒に行われる。


芥川賞に対して三島賞があるように、直木賞に対抗する賞がある。

それが山本周五郎賞だ。
今回の山本賞受賞したの二人。

そのうちの一人が、そう今大注目の作家、森見登美彦である。


次回より、「京大作家の躍進」 編突入!


…するかも。

中川翔子、奇跡のオリコン3位!

2007年07月04日 22時43分26秒 | Weblog
二年半ほど前、まだこのアイドルがネットアイドルと紙一重だった頃のことである。

俺はこのブログにて「CD出せば売れんのに。歌うまいから」とかいうようなことを書いたことがある。

今週遂にそれが現実のものとなった。



発売一週間で3.1万枚を売り、オリコン3位の快挙を達成!

セカンドシングルが15位で、同時期に発売したリア・ディゾンに苦杯を味あわされただけに、今回の3位はまさしく快挙!

週末のイベントで1万枚売ったのはやはりでかい。


写真はそのイベントの模様を写真入りで伝えたスポニチから。

ニッカンとサンスポは文章のみの記事だった。

やっぱ俺が子供の頃から読んでるスポニチは違うな。

長嶋有『パラレル』

2007年07月02日 23時39分10秒 | Weblog
第一回大江健三郎賞を受賞した長嶋有の文庫。


先月たまたま行った本屋で買ったこの本を、昨日の夜から読み始めた。


現在進行形で読んでる本をブログに載せたりしするのは、しばらくやめていたが今回載せるのはなぜか。





冒頭、主人公は友人と新宿のキャバクラへ行く。横についた女から「Nanase」という名詞をもらう。
主人公は問う。

「『七瀬ふたたび』の七瀬?」

読んだことはないという女に、筒井康隆の原作を説明する。




そんな(筒井信者にとっては)素晴らしいシーンにより、今日はリアルタイムで読んでる本をブログに載せる。