『ぜつぼう』は確かに玄人筋の作家たちが絶賛するだけのことはあった。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろは』はやはり舞台脚本の域から抜け出せていない。
とてもじゃないが、小説としての体を成しているとは言えなかった。
本谷有希子の本は、どのレベルの本屋なら売っているのかをテーマに探索を続けてみたが、今の段階ではやはり紀伊国屋書店レベルでしか売っていなかった。
実家で一番大きな書店にも、都内の中規模書店でも、新作『生きてるだけで、愛。』さえ売っていない。
紀伊国屋では三冊とも平積みだったのに。
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろは』はやはり舞台脚本の域から抜け出せていない。
とてもじゃないが、小説としての体を成しているとは言えなかった。
本谷有希子の本は、どのレベルの本屋なら売っているのかをテーマに探索を続けてみたが、今の段階ではやはり紀伊国屋書店レベルでしか売っていなかった。
実家で一番大きな書店にも、都内の中規模書店でも、新作『生きてるだけで、愛。』さえ売っていない。
紀伊国屋では三冊とも平積みだったのに。