今日はいろいろやって、なんだかんだで超疲れたので、
日課の晩御飯作りを放棄。
「えー、今日はゴハンなーんにもないんだぁ~」
帰るなり内線電話で言うおかん。
どっちが親だ。
というわけで、今日はカネキチのおすし。
おかんはすぐ出かけてしまい、妹と食べていると、
その瞬間は、私がネギトロの軍艦巻きを頬張った時に訪れた。
硬直する私。
姉の異変に気付く妹。
数秒の沈黙の後、ようやく開放された。
軍艦巻きのー
海苔がー
喉に張り付いてー
私の気管を完全に塞いだのでした。
ああ、死ぬかも、と久しぶりに思いました。
実際歳とったら、モチ喉に詰まらせて天に召される人いるもんね。
オソロシー
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先程「久しぶりに」と書いたのは、私の記憶にある限り1度、
生命の危機を感じる瞬間があったから。
あれはオーストラリア北部、ノーザンテリトリー州。
1人でカカドゥ国立公園のツアーに参加した時のこと。
泳いでいかないと、見られない滝があった。
皆、水着になって、泳げない人はビート板やライフジャケットを着て、川をサカノボル。
しかし時間帯が問題だった。
午前中。
午前中は川に日が当たらない。
川は熱帯にあるまじき冷たさだった。
しかも、泳ぎの得意な私は、ライフジャケットも何もない。
泳ぎ始めて5分後、
次第に手足の感覚は薄れ、雄大な景色も目に入らなくなる。
周りを見渡すと、みんな同様に必死、まるで遭難者の群れ。
船かなんかが海で沈没したかのような、悲劇?
だって何かほんのり意識も薄れてくる。
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必死でたどり着いた滝などもうどーでもよくなって、ただ少ない日向でガチガチに震えていた。
そして帰りも泳ぎなのだ…。
ああ、私途中で死ぬかも…。
真剣に生命の危機を感じたのは、あれが生涯初だったと思う。
しかしなぜに楽しい筈のツアーで、死にかけにゃならんのだ。
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川から上がった後は、バスまで続く道を素足で歩いた。
そこには、トゲトゲの小さな木の実が無数に落ちていたっけ…。
あ、でもカカドゥ国立公園は、とっても素敵ですよ。
こんなん読んだら誰も行かないか。
反省。
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いや、確かあったと思うんですけどね。
原チャで走っていたら横を大型トラックがものすごい勢いで追い越したとか。確かそんなんです。
「ああ、死ぬかと思った」ってことは結構あっても、真剣に死と向き合っちゃうことって少ないですよね。
軍艦巻きで死ななくて本当に良かったです。
笑えますねーー
ほんとに死ぬんだったら、笑えません。でも
経験は大事です。まだ私も死んだことがあり
ませんので。
・・・ついでながら、私の経験はダイビング
の時タンクをしょって、レギュレーターをく
わえ、マスクを付けて潜る。・・・先ず、首
が、次に顔が、頭が水に浸かって行く・・・
その瞬間、瞬間が永ーーく感じる。息が出来
ない・・・・ううううーー(本当はレギから
エアーが来るのです)・・ダイビングの初心
者は理解可能なり。・・・これが死ぬ瞬間
オーストラリアでライセンス取ろうとしたら、喘息でひっかかって…。
海猿とか見て、こええ~と思いました。
あれはある意味密室ですね。
でもホント経験は大事!
これからは軍艦巻きは慎重に食べます。
いざという時って、結構頭真っ白になりますもんね。
慎重に慎重に。命あってのものだねですね~