チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

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2006-07-30 | チョッパー中継

昨日、出かけようとしていたら、外人の友達からメールが。

「どうしても手伝って欲しいことがあるから、
今から電話してもいい?」

あー電話で英語って苦手なんだよな~と思いつつ、
急用っぽいのでオッケーする。

彼は今、大阪にいて、友達の披露宴に出席するらしい。
そしてなんと日本語混じりのスピーチをするらしい。

「いろんな日本人の友達に教えてもらって作ったんだけど、結果的にこれでいいのか心配になっちゃってさー。カオリ聞いてくれない?で、おかしい所あったら教えて欲しいんだけど」

まぁ、とりあえず読んでもらうことに。

冒頭で、まずビックリ。
だって、

「私は日本語が堪能ではありませんので…」

た、堪能?! 

そんな単語どこで拾ってきたのさー!と。
「えっ?おかしい???」
いや、おかしくはないよ、むしろ正しい。
きっと皆ビックリするよー、難しい言葉だから。
でもきっと今の私のように、2度聞きすると思う。

「あとさ、トイレの話ってしてもいいのかなぁ?」
トイレの話って、あんた何話す気よ?と思った。
とりあえず、内容次第じゃない?だから読んでみてーと。

どうも、彼なりの結婚のアドバイスとして、
その1.トイレの便座は、使用後下ろすこと
その2.奥さんの言うことには、何でも従うこと
の2つを述べたかったらしい。
そんなら別にいいんじゃない?
大体、バリバリの日本人じゃないんだから、多少おかしいこと言っても大目にみてもらえるって!大丈夫!と言うと、

「いや、やっぱりスペシャルな日じゃない?ご両親とかにね、不快な思いをさせるような事だけはしたくないからさ。心配なんだよ」

そうか、でもそれで怒るようなご両親なら、怒らせておけばいいよ。
君は一生懸命頑張っている。

「もしお子さんができたら、その子の正しいスペルは、”○×△(自分の名前)”でしょう。」
というくだりには、多少違和感を感じましたが、正すほどのこともないかと思って聞き流しました(笑)。
だって、これってジョークのつもりなのに、
「ねぇ、それってさぁ、自分の名前を付けろってジョーク?」
って聞くのもなんか申し訳ないじゃない(笑)。

普段大勢の前でスピーチすることの多い彼なので、
「緊張はさほどしていない。」
とか言いながらも、直前に確認電話するとは、緊張してんだろうな~と思いました。

スピーチが無事に終わったとメールがありました。

「そんなに震えることもなく、済んだよ!助けてくれてありがとう。
YOU SAVED ME!」

しかしこの人、いつもメールの頭に日本語で、
「おつかれさまです」
って入れてくるの、いつか注意しなければ…。

そして電話を切った後に気付いた。

中学で習った英語しか使っていない自分に…。

よく周りに「英語できていいね」と言われたりしますが、
外人の友達にこうしてアドバイスする時ですら、
ニューホライズンで十分対応可能なのです。

中学の英語を使いこなせれば、日常会話は結構できます。

それを証明しました。

(ただし、これは友達の間柄、しかも相手が英会話の先生だからこそスムーズに進んだのであって、普通の外国人と電話すると、1分間に10回は「ソーリー?」と聞き返す羽目になります。)

ああ、英語の勉強しよう!
と、また性懲りもなく思ったのでした…。


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