チョッパーのこと。

甲斐犬とテリアのmix チョッパーの日々。

さらばハンサム。

2008-11-17 | チョッパー中継


今朝妹と、ハンサムを里親候補さんの家に連れて行った。

うちから車で30分くらいだった。

大学生の女の子と社会人のお姉さんに迎えられ、
(といっても断然こっちが年上)
その準備万端ぶりに驚かされる。

以前猫を飼っていたらしいので、
私の身長くらいある2階建てのケージには、
トイレもベッド(電気毛布付き)もおもちゃも完備。

健康状態や、譲渡する場合の条件をお話して、
納得頂いた上でトライアルに入ることに。

やっぱり無理だなーと思ったら、すぐに連絡して下さいね、と
しつこいくらい言った。

うちでは自由に部屋を走りまわれなかったので、
ハンサムはここでは好きなだけ走れてものすごく楽しそうだ。
私たちが帰ろうとしても、一向に、
まったくもって一向に気にしていない様子だった。
ちょびっとだけ寂しいけど、
うんうん、それでいいのだよハンサム。
うちのチョッパーみたいに、飼い主をアホにしてあげてくれ。
眼の中に入れても痛くないかも、と思わせてあげてくれ。

1週間後、いい連絡があるといいな。

捨て猫も捨て犬も、この世からなくなればいい。
虐待や無責任な飼い主も、この世からなくなればいい。

でもあの時ハンサムを発見できて良かった。

こうやって可愛がってくれる飼い主さんが現れてくれた。
あのまま寒空の下、草むらで死んでしまわなくて良かった。
本当に本当に良かった。
(まだ正式譲渡じゃないのでハッキリとは喜べないけど)

親に叱られて拾ってきた犬や猫をまた捨てに行く子供じゃなくて、
ちゃんと助けられて良かった。
「大人になったと思う瞬間ていつ?」って前に聞かれたことがあるけど、
今なら「まさに今」だと思う。

保護団体さんに助けてもらったからこそだけど。
助けやアドバイスなくしては今はなし。
どうもありがとうございました。

どうか皆さん、もし動物と暮らしたいと思ったら、
ペットショップではなく里親という選択をして下さい。

ちなみに、

ハンサムを飼う気マンマンだった親父は、
今更になって「うちで飼いたかった」とかブツブツ言い出してます。

って、

飼ったってあなた世話何にもしないでしょ!