近所の神社の桜が咲きました。
見事な桜が咲いているというのに、花見の人ごみとは全く無縁。
一体誰のために咲いているのか、と思うと、その荘厳さに飲み込まれそうになります。
穴場と言いたいところだけど、
ここ、めっちゃ田舎だし…
オーストラリアは大好きだけど、
花はやっぱり日本が1番綺麗だと思う。
色も、形も、咲く季節も。
特に桜は別格。
桜の木の下には死体が埋まっている…と言ったのは、
梶井基次郎だったっけ?
なんつって、テレビを見ながら風流なこと考えてたら、
某有名占い師(?)の番組で非常に気分が悪くなってしまった。
そうね、見た私が悪いの、
何の為にチャンネルがあるのか考えなきゃね…。
いや、桜の話だった。
桜という漢字は、やっぱ筆でしょう。
さくら、ピンクのクーピーがいいかな。
サクラ、これはマッキーの油性ペンで書きたい感じ。
今まで1番感動して、その後も何度か訪れているのが、
金沢、兼六園の桜。
入学式の時、道路沿いにずらりと並んだ桜とお城の石垣に、文学の歴史を見た気がした、若かりし私でありました。
桜の季節になると、文学作品が読みたくなる!
谷崎潤一郎とか。
泉鏡花とか。
引っぱり出してくるか。