あっちもいいな、こっちもいいな

乳がんになって初めて気づいたこと

怪しい風体

2007-07-16 22:39:37 | Weblog
7月16日

膀胱炎もほぼ治っているようだし、体調もよいのでスーパーに買い物に行くことにした。

せっかく簡単ウィッグを買ったので自分の長さにカットしようとしたが、中々うまくカットできない。

仕方ないのでカットは別な機会に延期することにした。

ウィッグを被らないで、帽子を深めにかぶり、マスクをしておまけにサングラスをかけたので、まるで怪しい風体だ。

運転もするので白い手袋もした。

幸いにも知り合いに会わずにすんだ。

台風一過ですがすがしい空だった。

買い物に行っている留守に、宅急便の「不在連絡票」がポストに入っていた。

宅急便も暗くなってから来てくれるとホッとする。

ウィッグを被らずキャップ姿でもばれないのですました顔をして印を押す。

再配達の時薄明かりだったの、少し顔、いや頭を見られたような気がしないでもない。

多分、何とも思ってはいないのだろうけどやはり気になる。

宅急便はなるべく夜の時間帯にしてもらう。

夜、Oさんから電話をもらった。

放射線治療も終わり、今度病院に行くのが12月だそうだ。

気持ちは元気なようだが、身体的には患部が錘を抱えているようで重たいそうだ。

また、手足のしびれも相変わらずあるそうだ。

でもあせらず直っていくのを待っていると言っていた。

彼女は抗がん剤の時も症状が私とまるで違っていて、投与後は吐き気などはなく、食欲旺盛で、次回の抗がん剤
投与の近くになると具合が悪くなるそうだ。

お互いにがんばりましょうと励ましあい電話を切った。