11月10日
待合室の壁には、数多くお知らせが貼ってある。
その中に目についた一枚があった。
病院の一階でコンサートがあるそうだ。
何と病院の交響楽団と書いてある。
交響楽団? すごい!
いくら大病院とはいえ、楽器をやる人は限られるし、オーケストラを編成するとなると大変だと思う。
コンサートというポスターに目がいったんのは、夫の母が入院していた病院でもコンサートがあったからだ。
それはクリスマスコンサートだった。
あちこちの壁に可愛いポスターが貼ってあった。
看護士さんは患者さんや家族に、是非いらしてくださいとやさしく声かけをしていた。
当夜、母を車いすに乗せ、上の羽織るものを持って一階のロビーに行った。
母の車いすを、車椅子の患者さんたちのいる最前列まで押していき、私は離れて少し後ろに立った。
初めて参加したが、看護士さんたちのコーラス、先生の手品、技師さんたちの津軽三味線など、盛りだくさん。
母も舞台に引き込まれ、手拍子でリズムを取っていた。
こんなポスターを見ると、母の姿が浮かんできてしまう。
患者さんたちのために先生、看護士さんたちが忙しい中、練習を重ね、時間をとってくださるのには頭が下がる。
来月はきっとクリスマスコンサートなのだろう。
12月に入ると、病院にもかなりきれいな大きなツリーが飾られる。
来月は、予定として病院には行かない。
ツリーを見なくて済むのを喜ばしいことである。
待合室の壁には、数多くお知らせが貼ってある。
その中に目についた一枚があった。
病院の一階でコンサートがあるそうだ。
何と病院の交響楽団と書いてある。
交響楽団? すごい!
いくら大病院とはいえ、楽器をやる人は限られるし、オーケストラを編成するとなると大変だと思う。
コンサートというポスターに目がいったんのは、夫の母が入院していた病院でもコンサートがあったからだ。
それはクリスマスコンサートだった。
あちこちの壁に可愛いポスターが貼ってあった。
看護士さんは患者さんや家族に、是非いらしてくださいとやさしく声かけをしていた。
当夜、母を車いすに乗せ、上の羽織るものを持って一階のロビーに行った。
母の車いすを、車椅子の患者さんたちのいる最前列まで押していき、私は離れて少し後ろに立った。
初めて参加したが、看護士さんたちのコーラス、先生の手品、技師さんたちの津軽三味線など、盛りだくさん。
母も舞台に引き込まれ、手拍子でリズムを取っていた。
こんなポスターを見ると、母の姿が浮かんできてしまう。
患者さんたちのために先生、看護士さんたちが忙しい中、練習を重ね、時間をとってくださるのには頭が下がる。
来月はきっとクリスマスコンサートなのだろう。
12月に入ると、病院にもかなりきれいな大きなツリーが飾られる。
来月は、予定として病院には行かない。
ツリーを見なくて済むのを喜ばしいことである。