原作は「疑いをめぐる寓話」ですが、トランプ遊びにあるダウトを連想しました。日本では平成二一年に公開された映画です。観たのはDVDです。最初の印象で不明な点がありましたので、ウイキペデアで調べた結果以上の点が判りました。
ある厳格なカトリック学校で校長から年若いシスターの教師がすべてのことに疑惑をもって当たれと命じられていいました。若い彼女は、進歩的で生徒に人気も高いフロン信父と黒人少年とが性的な行為を行ったという疑惑を持ち、校長に告白します。しかし若い教師は、フロンからそれが単なる勘違いであったことを告げられ、その疑いを解くのでした。校長は執拗にフロンの罪を追及します。
「神の意に沿う行為を為すためには、神を遠ざかる手段をとることをも辞さない」としてフロリの「罪」を厳しく追求し続けるのです。
このあたりのものの判断がなんとも解せななかったので、不明を糺してみました。この映画は数多くの賞を受けた映画だそうでが、快いものではないものが残りました。