日々是好日

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あれこれ雑記

筑後川の守護神

2017-08-28 13:55:25 | 日記

久留米の百年公園そばに「クルメウス」があります。よく伺っていました。小さな水族館も兼ねてているようです。。筑後川周辺に関係する川魚が集められています。熱帯魚の箱も置かれてもいます。
百年公園は、河畔の広々した景観と流れに落着ける場所です。さらに老輩は未見の山の神という筑後川と矢部川にだけ住んでいる「ヤマノカミ」という体長一五センチの小魚を近々見物に行こうかと思っています。それは塚原 博先生著「魚のおもしろ生態学」でヤマノカミを教えて戴いたからです。
ドンコに似た姿をしているが、カジカ科の魚であり、主に筑後川の上・中流の水の綺麗なところに棲んでいて、口は大きく裂け、顔は鬼ずら、体にはウロコがなく、体色はまだら模様をもった褐色だそうです。
冬には有明海に下って産卵します。春、稚魚たちは海から川へと上り始め、海水から汽水へ、汽水から淡水へと、多くの堰を乗り越えて、親の住んでいた中・上流へと進みます。ベニマス・鮭・鰻・鮎など無理算段して産卵や子育てのため困難と危険を冒すのは、驚異とも思える行動、まだまだ理由には未知の多さを感じます。
大昔には朝鮮半島や中国大陸と九州が陸続きでした。ヤマノカミと同種が同じ地域にも生息しているそうです。わが国では、筑後川などにだけ住みついています。
「クルメウス」は筑後川防災の重要な施設ですが、「筑後川の守護神」がこの川に住んでくれれば、理想だと思いますね。

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板ガラス

2017-08-25 15:13:03 | 日記

2005年三月二〇日、殊勝なことにお寺にお詣りしておりました。ちょうど天神地下道を通っておりました。すると若い女性のけたたましい悲鳴が聞こえました。慌ててすぐに地上に出てみました。向かい正面福ビルの窓ガラスが無残に割れております。いわゆる福岡県西方沖地震です。街はガラスと鉄とセメントで形骸が保たれているのだと、そのときは思えました。
日本最古のガラス製品は、縄文時代晩期ごろの遺跡から発掘された青色ガラスの小玉だそうで、メソポタミヤのガラス製造技術が古代中国に伝わり、その後中国独自の技術が確立し、その技術が日本に伝わったと考えられるます(三〇の発明からよむ世界史)。また正倉院に収蔵されている白瑠璃碗はササン朝ペルシャの王立工房で大量生産されたものです。
しかし板ガラスへの技術は難しく、中世のステンドグラスは、そのためだと言われています。確かにステンドグラスは、細かい色ガラスの寄せ集めに技術の見事さにあるようです。他方木造建築の粋を集めた日本寺院にはある点では不要の技術であったのかもしれません。
平板で大きな板ガラスが大量に作られるようになったのは、一九五〇年代になってからだそうです。「ガラスの正体は何か?」という興味ある疑問は、まだ残っているようです。
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ヂュ―ラーの犀

2017-08-20 14:07:59 | 日記

ドイツのルネサンス時代の画家アルブレヒト・デユラー は、リスボンに輸入された犀の実物は見ておらず、無名の画家のスケッチを元にして、あの有名な犀の木版画を制作したそうです(名画は嘘をつく 木村泰司先生著)。更に日本人では谷文晁がそれを模写しています。
犀は奇蹄(きてい)目サイ科の哺乳類の総称。陸上では象に次ぐ巨獣で、皮膚は厚く、毛はほとんどない。鼻先にある1本または2本の角は皮膚が角質化したもので、漢方では珍重される。東南アジア・アフリカに5種が分布、いずれも現在では国際保護動物となっています。まさか龍角散のせいではないでしょうね。
二〇一四年六月二三日、宗像市で二二年前に発掘された化石が、犀の仲間としては日本最古となる約4800万年前のものものであることが確認された(日本経済新聞同日電子版)。
化石は長さ23,4センチの下顎の骨と、右踵の骨、外に肋骨と大腿部の一部も含まれ、鑑定の結果、犀の先祖の系統に当たり、頭部に角がないヒラキウスと呼ばれる絶滅種の成体で有ることが分かった。体長は約150センチ、背の高さは75センチとみられる。ヒラキウスの化石は欧米では多く出土し、約5200万年前から約4300万年前の北半球に分布していたと考えられている(以下省略)。
いずれにしても、ヂュ―ラーの犀は、重厚そのもののです。しかし硬い鎧のような厚い皮膚、植物性の食性などから平和で温厚な動物のようです。
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朝顔の花

2017-08-19 16:43:08 | 日記

朝顔は奈良時代中国から薬草として日本に伝来したそうです。江戸時代になると大人気になり、多くの品種が作られました。
朝顔の花の色は、栽培している土の酸性度・アルカリ性にはあまり変わらないことが解っています。しかし、蕾のときと開花したとき、萎んだときでは色が異なったりすることがあります。朝顔の花の色はアントシアニンという色素によって決まります。栽培している土のPHを変化させても朝顔の色はあまり変化しません。以上は子供の科学(2017年八月号)に掲載された千葉大学園芸学部丸尾進先生の解説に拠ります。
この子供向きの雑誌の記事には教えられることが多く、ときには買い求めることもありますが、老化した頭では全てが追えません。
今朝ほどは三十余も花はつけ、朝寝の老輩を愉しませて呉れました。
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伊万里湾の赤潮

2017-08-18 15:11:45 | 日記

お盆前の新聞に「伊万里湾の赤潮被害四億~五億円」と言う記事が載っていました。小さな記事ですから見落とすところでした。長崎県綜合水産 試験場によると、伊万里湾は、地形的に陸の栄養分が流れ込んで赤潮が発生しやすいのだそうです。今回の原因は植物プランクトンのカレニア・ミキモトイで、魚のエラを傷めるとのことです。養殖が盛んな鷹島町・御厨町・星鹿町の区域で発生した被害は、トラフグ約五二万八千匹、ハマチ約二万五千匹、ヒラス約一万六千匹、カンパチ約一万三五〇〇匹、マグロ八二五匹の約四一万九千匹が死んだ(松浦市の八月八日午後八時現在の推計)とされます。
現在試験場は、収束の見通しについて、現時点では判断出来ないと話されているそうです。
伊万里湾には、それ程の水産資源があることを認識しておく必要があるようです。
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