淀川長治名作コレクションで「第三の男」を眺めました。映画もさることながら当時のウインの世情はちょっとしたものですね。
そこで思い出す言葉ではサッカリンやヒロポンなどの言葉です。そこで便利なウィキペヂイアの使用です。
この人工甘味料は、かなり古い発明品でしたが、第一次世界大戦争が始まり、砂糖が不足すると急速に普及したそうです。現在ではアメリカ合衆国と中華人民共和国などでは大量に使用されていますが、わが国においては食品への使用が制限されているそうです。敗戦後サッカリン・ズルチンなどの使用がかなり使用されて重宝していた思いがあります。
ヒロポンについては、実名は覚醒アミンと称するもので、直接脳に働いて興奮させるため、気分爽快、自信増加、疲労感軽減、眠気解消などが有るが、習慣性があるため、覚醒剤取締法で規制されています。当時は軍需工場への動員学徒や徴用工員などがやむなく用いたと仄聞しました。
これについては、戦後暫くは社会的に悲惨な事例が数多くありました。
第三の男は戦後を顧みる眼で見ると善いですね。サヨナラ・サヨナラ。