日々是好日

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あれこれ雑記

オオカミを野に

2017-12-28 14:10:42 | 日記
獣害対策のとして「オオカミの導入すれば、山野の生態系に健康を取り戻せる」という主張があるあります。先日ブログに載せました。来年干支が戌だからでは有りません。大型犬は敬遠され、小型犬の数がとみに増えています。
もと上野動物園長中川志郎先生の「オオカミの夫婦愛」によっての知識です。
一、オオカミの夫婦は、いったん契りを交わした雌雄はどちらかが死ぬまで堅い絆と夫婦愛で結ばれている。
二,妊娠した牝が隠る巣穴には、牡は決して立ち入らない。牡は近くに住まって、外敵から守る。
三、牡は子供たちに、獲物をいったん獲物を飲み込んで消化したものを吐き出して与える。そのため母親同様に、父親とも固い絆で結ばれている。
餌の少ない冬場には、数家族が集まり、連携して獲物を捕らえる。自分の子供以外の子供でも可愛がり、親を亡くした子供はみなで育てる。これらのことは野生動物では珍しいことである。オオカミは、絆うちでの慈愛に満ちた動物である。これらの知識に基づけば、オオカミを山野に放ち、自然大系を旧に戻し得るような氣もします。しかしオオカミに対する旧来の恐怖心は理屈では消えそうにも有りません。イソップ童話のせいでしょうかね。

塀を歩く猫

2017-12-25 13:39:28 | 日記
先日のニユ―スでは、猫にとっては災難この上もない出来事が、人様にとってちょっと考えさせられる猫裁判の報道がありました。猫も人間も哺乳動物ですからね。
アメリカニュウジャージ―州での話です。体重約二十キロの肥満猫がボールヒル路上でよたよた歩きをしていました。首鎖が付けてあったので、犬のように散歩をしていたのかもしれません。屋根瓦を破る心配ですが、一応免れました。
ギネスブックには21.3キロの世界記録猫もいたそうです。けれどもギネスブックは、飼主が記録を破る目的で、猫を意図的に太らせてはいけないとの配慮から、猫の体重記録掲載をやめました。
ところがこの猫には首輪を着けていました。そこで保護団体に預けられ、飼い主を探すこととなったそうです。幸い元飼い主も現れました。猫のダイエットについての経過記事はありませんでした。
残念なことに猫は十二支には現れません。ライバル鼠にあれどもです。しかし舞台変わって辞書類には同類が顔を並べています。まずは猫魔(ネコマタ)から山猫・猫撫で・猫額・猫脚・猫かぶり・猫背・山猫等々があります。優しいところで猫柳というのがありますね。

図書館の権利宣言

2017-12-24 13:58:27 | 日記

自由というものは施政者、権力者にとっては、非常に扱いにくいもののように思えます。アメリカにとって建国の精神を疑わせる時代が幾つもあっました(当然なことですが、わが国にもありました)。ある意味では風土的条件からは、この国では考えられぬ災難がアメリカで起こりました。開拓によって発生した砂嵐のため耕作不能となり、農民が困惑し、流民となって職を求めて流離う話、即ち映画「怒りの葡萄」がそれです。
映画の原作は、スタインベックの小説です。この映画は数々受賞した名画ですが、先日図書館から始めて拝借しました。ところが、「怒りの葡萄」には、当時非難が多く、図書館から除去するところが続出しました。こうした事態に対して、図書館の読者の知的自由を守る決意として、「図書館の権利宣言」が生まれ、一九四八年アメリカ図書館協会が採択されました。知的自由、現在この自由の概念が狭められつつあるような氣がします。図書館が営利に堕した地域例も多くあります。いつ何時砂嵐が吹き荒れるか知れません

寒い日々

2017-12-19 16:17:12 | 日記

今年が特に寒いのか、堪え性がなくなったのか、外歩きが少なくなりました。そのため、部屋に籠もりがちです。古いDVをながめることが多くなりました。特に「逃亡者」と「ペリーメイスン」シリーズをよく観ます。
映画鑑賞数は乏しいのですが、それでもテレビ・スクリーンを合わせれば相当数になると思います。うちアメリカ物の数は他に上廻ります。今度あらためて「逃亡者シリーズ」を見て、アメリカ社会の家庭の日常性にについて触れることが出来たと思いました(架空の話といえ)。一つには珈琲が頻繁に飲まれていることです。まアこちらのお茶代わりでしょう。またどちらのシリーズでもアルコール飲料が用意され、口湿らしのためか盛んに吞まれているのです。もっともスクリーンで現れた家庭は上級階層が多かっためでもありましょう 。それに驚くほど銃器類が安易に使用されていることです。現実では警察官や保安官が治安上発砲するにはよくせきの事例であろうとは思います。しかし「正義もときには盲る」とは、シリーズの大事なテーマでも有ります。話は架空のドラマとは言えですが。

獣害対策

2017-12-17 15:43:35 | 日記

イノシシ除けの柵が近くの畑や稲刈りが終わった水田などにも設置されています。住宅に囲まれた場所ですらそうでありますから、野生動物の農作物や森林に及ぼす獣害対策に、当事者は非常に苦慮されているようです。朝刊の新聞には、「オオカミ」で獣害対策?」という記事がありました。
福岡県添田町では、十月二一日にオオカミの導入を訴える「一般社団法人日本オオカミ協会(静岡県)」が主催した「日米オオカミふおらむ」が開催されました。同町を皮切りに全国九ヶ所で開かれたそうです。「天敵のオオカミが入ってると山は健康になります」「誰もオオカミの危険性について心配していません」などと生態系を取り戻せるとの主張と構想を打ち出しておられます。現在日本には、1905年に、オオカミは奈良県で捕獲されて以来、絶滅しているそうです。
深刻な農林業被害が背景にあります。今時の朝倉地域災害の状況の報道を見聞すれば、その復旧は容易でないことが判ります。加えて山野森林の保全には図上計算以上に困難だと思えます。自然界にはオオカミを天敵とする野生動物ばかりではありません。
それにオオカミの絶滅とシカの急増とには、時間差があると言うことも頭の隅に置かねばならいような気がします。
外来生物の駆除には、殊の外困難な事情は卑近な例を見れば判るようです。日本人は他民族に比べて動物の扱いが本来稚拙で有るように思えます。それは馬牛羊豚などを家畜として永い歴史上飼い慣らし、生殖にも深くかかわってて来た民族では無かったからです。
歴史上民族の特性だと思います。現在ペット屋の陳列された珍妙な犬猫は、わが農耕民族の所産ではないと、老輩は思うので