野に撃沈

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。ペンタックスK10Dをバッグに野山と路地を彷徨中。現在 野に撃沈2 に引越しました。

新生

2007-01-10 | 野の花
 年が変わって久しぶりの休日、狭山湖付近の里山を歩いた。東京と埼玉の県境に位置するこの一帯は北が県立狭山自然公園、南が都立狭山自然公園となっている。都民の水がめ狭山湖の西方にあって,今では少なくなった里山の自然が狭いながらも残されている。その中心となっているのは埼玉県側にある森の博物館である。

博物館の前には池があり、時折カワセミがやってくる。


 疎林を抜け丘陵地帯の畑地に出た。不意に頭上からソシンロウバイが香ってきた。


 隣の梅の蕾もほころび始めている。


 畑地を過ぎた西久保湿地には、狭いながらも水田が残されている。


 あぜ道にはもうオオイヌフグリが咲き出していた。


 よく見るとふきのとうも顔を出している。


 それにしても今年はあらゆるものが異常に早い。人だけではなく季節までもが生きいそいでいるかのようだ。