記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

10年前

2005-01-17 | Weblog
震災10年。朝からラジオやテレビで特集番組が流れています。「東京タワー」とか書いてますが、わすれているわけじゃないんですよ。

正規職の保育士として、子育てにおわれながらも、無我夢中で仕事をして、夜も会議や学習会で外にばんばん出かけていた頃です。夫やこどもの協力無しには働けません。うえむすめは年長でしたが、朝は保育所の近くの知人宅に預けて、知人がむすめの保育所までつれてってくれました。冬の朝は日の出まえに出勤なんてざらでした。で、1月17日の朝、おきてテレビをつけた途端、地震の映像が映ったのです。未曾有の大惨事、阪神大震災です。

数日後園長がボランティアとして神戸に向かいました。

当時うちの園の遅番は園長が一手に引き受けていたので、その穴を他の職員がカバーする事になりました。

「間接的にボランティアやったことになるよね。」同僚がポツリといいました。

ギリギリの人数で保育をやりくりしている現場から、複数の人が、「ボランティアいきまーす」と抜けることは不可能ですから。こういう形のボランティアもあるんだとおりがみは自分の仕事に対する思いを新たにしたものでした。



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