記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

もういちど「バッテリー」を読んでおこう

2005-02-27 | 本棚(その他)
オープン戦だなあ。なんでこう自主トレやらキャンプやら前が長いのかなあ。ああーもうー。とじれったい季節です。「バッテリー」を読んで野球の世界にひたってみようっと。洗濯機を回しながらぱらぱら。


10年間かけて全6巻におよぶ「バッテリー」を書き上げたのはあさのあつこさん。児童文学の世界で、こんなふうに野球を描けるのか、と感心しながら1巻めを読んだころは、したむすめはまだ保育園児でした。それが今や親と一緒になって「巧ってさあ、ほんとにいたらやなやつかもしれないね。」なんていいながら読んでいる。
類まれな球を投げる巧と、病弱な弟、青波(この名前、誰が付けたんだか)。巧と野球をやりたい、と親に逆らって野球を続ける豪。さらに、実に一癖も二癖もある「おとこのこ」がいっぱい出てきます。巧を「姫さん」とよぶちょっと不良っぽい他校の野球部員。内申対策で野球を続けてきた「先輩」。

わたしがこの物語の世界にはいっていったとしたら、巧や豪の母親になるのかな?それとも、「オトムライ」や「小町」のような教師として彼らに対峙するのでしょうか?

できることなら、彼らと一緒におとなの規制を振り切ってやりたいように野球をやるなんていう役回りをやってみたいものですが・・・。やっぱりこどものやることをはらはら見ているような「おかん」なのだろうなあ。

ところで、今週の週べ、12球団WEEKLYトピックスのLOCKERROOM、お題が「最近読んだ本」でした。ロッテの内投手が「野球小僧」を浅間投手から借りて読んでいるとのこと。巧と同じくらいの世代の選手は、児童文学の中に描かれている「野球少年」にどんな感想をもつのでしょう?漫画ばっかりじゃなくて、バッテリーのような本を読んでもらいたいものです。


ダル君の喫煙、どこかの高校ではまたまた暴力事件。少子化時代の「野球少年」をどう育てるのか、バッテリーを読んでもなかなか答えは出てきませんが。








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