どっぷり高校野球(神奈川県予選)

どこの県でも甲子園を目指して予選がたけなわ。

神奈川県は１９５校が参加。勝っても勝っても甲子園まではまだまだ遠い。
今日は４回戦。やっとベスト１６が出揃います。


家事の合間、テレビつけっぱなしのおりがみ。





チームの中には「メンバーぎりぎり」「思い出作り」のように出てくるのもありますが、すべての高校生に機会が与えられているのが一発勝負のトーナメントならではの面白さです。

シード校というのもあるのですが、「番狂わせ」があるからこれまた面白い。今年も法○二高や鎌○学園が早々に散ってゆきました。ノーシードでも結構有力視されていた学校が県立高校に苦戦したり負けたり・・・

おりがみは「公立がんばれ」の姿勢で応援してますので。あしからず。


保土ヶ谷球場は横浜の高台にあります。
かの名作(笑)「ドカベン」で、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「ハマスタよりも保土ヶ谷」が神奈川球児の憧れの球場かもしれません。なぜなら、地元Ｕ局(テレビ神奈川)が一回戦から試合を中継してくれるのです。


県内の１１球場中、保土ヶ谷のみの特権。(準決勝、決勝はハマスタでもちろん中継ありですが)
一回戦、組み合わせによってはかなり「悲しい」一方的試合展開になってしまうときもありです。
３０－０、３回コールドみたいな・・・。
解説は県高野連の理事の先生(要するに高校の先生方)が懇切丁寧、良心的なあたたかい視点で野球や球児についを語ってくださいます。どんな、ボロボロの試合でも「よかった探し」をします。教育者だなあ・・・。

実況も、応援団やマネージャー情報、学校の周囲のこと、ＯＢなど多岐にわたって紹介してくれます。
転校していったチアリーダーがわざわざ応援に駆けつけた、なんてどうでも良いようなエピソードまで話してくれます。ベンチに飾ってある必勝祈願の折鶴をつくったのは○年生のだれそれさん、応援リーダは控え部員の○○君、父母会長は・・・なんてもう、ローカルネタが満載です。

「保土ヶ谷でやりたい」・・・っていうのわかる気がします・・。


試合の合間に流れる過去の決勝戦のダイジェスト映像は感動ものです。
昨年の湧井はもちろん、松坂大輔のなんとかわいいこと・・・。

他球場の経過をもう少しまめにやってくれたら・・・というのは高望みかしら？


今日の特筆すべきカードは
慶応－横浜。２－１という接戦で慶応が逃げ切りました。これが４回戦なんですから、もったいない様な気もいたします。
それから、１８日の記事で書いた「矢野、藤本、能見」のいる県立緑ヶ丘高校のベスト１６進出。(いいよねもう、実名で)この学校「りょくこう」と呼ばれてます。しかも、ユニホームはバースがいたころのタイガースのビジターユニホームによく似てましてね・・・。つぼです。しかも勝ち方がバラエティに富んでまして・・・。サヨナラ勝ちあり、コールド勝ちあり。今日は３点を先制し、２点取られて追い上げられたものの逃げ切り勝ち。
次は同じくノーシードから勝ち上がった相模田名高校とベストエイトをかけて戦います。(２３日平塚球場)




ノーシード同士の戦いがあれば、シード校のつぶしあいもあるベストエイトへの道。これは・・・ますます見逃せません。
たかが、高校生の部活動なのに、なんでこうも熱中するのか・・・。わたしがおかしいのか？おかしい？





野球がマイナーなスポーツというヨーロッパの五輪の関係者に、一度高校野球をみてもらいたいものです・・・。