記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

病院通い雑感

2008-07-20 | Weblog
母入院から4日目。金曜の夜から徐々に回復してきて
食事も少量取れるようになってきました。やれありがたや。

やることといえば洗濯物を引き取りにいくのと
尿とりパッドやらお尻拭きを補充したりするくらいです。

意識がはっきりしてくると

「甘い物が食べたい」
「ココの食事は薄くてまずい」
「しょっぱいのがいいの」

といつものわがままが出て来る。その調子なら退院も近いんじゃなかろうか?

「おりがみはご飯をちゃんと食べたの?」

と母親らしい心配そうな顔をする。食べなきゃぶっ倒れますから食べてますよ。

女性週刊誌を1冊、病院の売店で買ってきてあてがっておいた。
「梅干も持ってきたからね」
「ココにパジャマ入れたからね」
「タオルはどんどん使っていいから、汚いのを枕の下に隠すの止めてよ」

むすめたちのことなど
聞きたくないかもしれないが
「したは今日は横須賀の大会、うえはバイト」
とはなす。
どういう具合か
「あら可愛そう」というのが母の合いの手である。
もう何年もむすめたちに会っていない母。
あなたのほうがよっぽど「あら可愛そう」だと思うんだが・・。


病室を一歩でると面会の人たちと患者が会えるちょっとしたロビーがある。
母が眠ってる間
そこでスポーツ飲料を飲みながらテレビで野球や相撲を見るのがささやかな楽しみです。

今日はハマスタの中継があった♪

点滴や尿の袋や酸素ボンベを背負ってる物々しい観客とご一緒させていただく。
このクソ暑いさなか、デーゲームをするベイジャイの選手はほんとゴクローさまである。
みかん氷も新作パイン氷もきっと飛ぶように売れただろう。
しかもベイがやっとこさ勝ちでやれめでたい。

窓の外からかすかに太鼓の音が聞こえる。
病院の近所で
白旗神社つーところのお祭があるらしい。
沿道に幟旗がはためいていた。
ココの祭神はかの源義経公であらせられる。
で、源氏の旗印の白旗神社。

運動会で紅白に分かれるのは源平合戦が起源と言う。
幼いとき単純に「赤は平家だから・・負け?」と
白組になりたかったおりがみだが

壇ノ浦で圧勝した源氏がその後どういう末路を辿るかといえば
血で血を洗う跡目争い。3代で将軍は断絶。


国と国の戦争では降参の印が白旗だという。

と諸々学んだ年齢になったら
赤でも白でももうどうでもよくなった。



赤い旗青い旗黒い旗・・・あ、そうそう黄色も
はためけ空に
応援の旗。


神奈川県予選もいよいよベスト16へ。
藤沢西、鎌学、頑張ってネ。
また明日も病院でみてるんだろうか??(汗)






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2 コメント

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うちは明後日ベストエイト (りさ・ふぇるなんです)
2008-07-20 23:54:53
2003年は病院で優勝に向かう阪神を見てました。
病院の娘のベッドの上で、今岡さんの先頭打者ホームランに辛さをかき消してもらったのはもう5年前。。
うちで勉強できたり、野球見られたりする喜びを噛み締めよう。生きてる事を喜ぼう。

早くおうちに帰りましょう。
帰りましょう。
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りさ・ふぇるなんですさん (おりがみ)
2008-07-21 22:12:32
そうですね。
体が健康でありさえすれば大抵のコトは贅沢だと思います。入院して身に沁みる健康のありがたさはよ~くわかってます。

ただ、私の母のバヤイは
入院してるほうが健康で文化的な最低限度の生活ができるんです。自宅に戻る方が地獄。
好きなテレビも見れないし、体を伸ばして眠るスペースもない。「楽しい」とか「安らぐ」とかは無縁のゴミ屋敷です。それを望んだのは母ですが、そろそろ限界がきたのかもしれません。
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