記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

野外劇トゥーランドットみてくださいませ

2005-07-29 | Weblog
「トゥーランドット」はプッチーニの未完のオペラ。だそうです。知ってるかた?えらいなあ。おりがみはちーとも知りませんでした。「蝶々夫人」なら知ってるけど・・・。

演劇にはまったく疎いおりがみですが、うえちゃんが参加している舞台ですので、流星号に乗って見てまいりました。(親ばかブログですねー)

高校生が公募で集まって、プロの演出家に指導していただきながらひとつの舞台を作る取り組み・・・ワークショップっていうものなんでしょうか?高校の演劇部に飽き足らないうえちゃん、憲法劇に続いての外部出演(笑)です。

去年、関内のバンクアートというスペースで「トゥーランドット」をやったグループが更に発展した野外劇に挑戦したわけで、高校の外階段や校舎がそのままセットになっているのはちょっと度肝を抜かれました。




まだ陽があるうちの使用前の校舎。時計を装飾で隠してあります。(真ん中の「京」の字が書いてある丸いやつ)
日没とともに「校舎が紫禁城にかわる」のです。



使用中の校舎。校舎内の廊下の窓を全開し、蛍光灯にオレンジのセロハンが貼ってあるのが、幻想的な照明効果になってました。

物語の舞台は中国のある王朝。トゥーランドット皇女は絶世の美女にして氷の心の持ち主。「絶対に誰のものにもならない」という信念を持っています。
そこへ、なもない一人の若者がやってきて、彼女に一目ぼれします。(彼は実は滅ぼされた王国の王子で、偶然にも盲目になった父王と奴隷女に再会します)果たして王子の恋は実を結ぶのか?それとも首をちょん切られるのか。




大きな銅鑼が右端に見えます。この銅鑼を鳴らしたら皇女への求婚者となる名乗りをあげることになるのですが、結婚するためには皇女が出す3つのなぞを解かなければ首をはねられてしまうのです。「今年は14人が死んだ」と大臣たちはぼやくのです。




群集のきびきびした動きや台詞、狂言回しのような3人の大臣が笑を誘い、悲劇的なクライマックスへとジェットコースターのようにお話は進みます。(えー、この方たちは主役の皇女様と王子様です。うえちゃんではありません)


高校生がここまで出来るのか!!と、感心しました。(一部のキャストにはOBもいるとのことです)文化を食べて子どもは生きているんだなあ・・・。
毎日遅くまでかかって準備したので感激もひとしおでしょう。







実はこの公演、あさって(7月31日 日曜日)もやります。よろしかったらみにいってやってくださいませ。

会場 県立横浜桜陽(おうよう)高校(戸塚バスセンター2番乗り場よりバス)

時間 18:00開場
   18:40横浜桜陽(おうよう)高校吹奏楽部の演奏
   19:00お芝居が開演

パンフレット代として500円

自家用車でのご来場はご遠慮ください。


うえちゃん、よくやった。雨がふらなくってよかったねえ。

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