記憶鮮明、文章不明

福祉は権利。平和こそ最大の福祉。保育なめんな、子どもなめんな、保育士なめんなです。

お帰りなさいそしてただいまがいえるシアワセ

2005-05-06 | Weblog
尼崎の列車事故の続報がワイドショーで映されています。原因究明よりも、ボーリング大会がメインになってる?番組もあって、いたたまれなくなりテレビを消しました。

あの事故の日の午後4時頃、おりがみは保育園に出勤しました。朝のニュースで断片的な情報を知ってはいましたが、それは遠い土地での出来事で、いざ保育の現場に入れば目の前のことに夢中で時間はすぎていきました。

最後のこどもが帰り、いつものようにおつかれさん、とユキエ先生とお茶を飲んでいる時、おりがみが「兵庫で列車の事故あって、乗ってる人がなくなったみたいよ」と話し始めると、ユキエ先生も園長も「え、そうなの?」とびっくり。二人はどっぷり保育や事務にはいっていて、情報をうける術も暇もなかったのです。偉そうに言ったおりがみも、「10人以上なくなってるとニュースでいってたよ」といったものの、自宅にもどって続報を見て愕然。知らなかったこととはいえ、あのような大惨事になっているとは。

自分の不明を恥じ入りました。テレビをつけっぱなしにして見ているわけではないので、知らなかったのはいたしかたないこと、なのかもしれませんが。

本当に「知っている」とはどういうことをさすのか。夜更け、増えてゆく死者の数が哀しかったです。
「いってらっしゃい」と見送ったのが、こんなことに・・・。



今日おりがみは保育園の仕事おやすみです。
連休の谷間ですが、おこたちも少ないので、保母も順番にお休みさせていただきました。

野球観戦や、お散歩、衣替え、たまった書類の整理・・・のんびりのんびりすごせました。

でも、もし、保育園に何かあれば、それを知りえたならば、どんな遠くても、遅くなっても駆けつける覚悟を(当たり前のことなのですが)胸に刻み付けたいと、強く強く思った今年の連休でした。

おかえり、ただいまーが言えるシアワセをかみしめて。




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