恐竜のおりがみから

「先生、恐竜のおりがみ教えて」
年長児がおねだりする夕方の保育。
今日は市の保育担当課との交渉日で、園を上げての行動日。いつもより遅い時間の保育に残ってるリン君。折り紙がこのごろ楽しくって、よく覚えるようになってきました。

大人げなく「竜のおりがみはしばらく封印」とかいってたですが、日本シリーズも終わったことだし解禁させていただきました。

なにしろ、夕方の保育でチラノザウルスとかはてはタツノオトシゴを折ったりするとダイガースがひどい負け方しました・・・・
請われるままにジオラマのような大作のお手伝いをしたときなど「マサのノーノー」でしたから。


「リン君、なにおりたい？」

「ステゴサウルスとチラノがいいなぁ」

「よしよし」

「僕チラノザウルス習うの初めてだ」

期待に目がキラキラしてました・・ゴメンヨリン君。先生が変な意地を張ってなかったら、もっと早く教えてあげてたね・・・


「やっこさん」「だまし舟」がスムーズに折れるリン君は、すぐチラノをマスターしました。

「先生、これ、ゴジラみたいだね」テーブルに立たせて満足げ。

「ゴジラ好き？」

「うん、ゴジラとメカゴジラの映画見たよ」

「恐く無かった？」

「うん。背中のギザギザが光るんだよ、強すぎるよ、ゴジラは」

「先生はモスラが好きだなぁ」

「そうなの？？ねぇ、センセ、僕のママの好きな怪獣知ってる？？」


？？？？？リン君ママの好きな？？かいじゅうううう？
手作りケーキとか、フワンフワンのパッチワークの得意な、メルヘンチックなママが実は「怪獣好き」なんですか？？？ウワァ意外だ・・。



「もしかして、キングギドラ？？？」

「!(^^)!あったりー」

「どこがいいのか？？」

「キラキラしてるのがいいみたいだよ」









そしてお迎えにきたママに折り紙を見せながら得意げに話す。


リ「ネ～、ママはキングギドラが好きなんだよね～」

母「あら、先生にはなしたの？？ホホホホ・・」

リ「先生はモスラが好きだってサ」

母「へぇ？？」

お「怪獣映画お好きなんですか？？」

り「ええ、主人とリンと見に行くんですう、面白いですよぉ」

意外な一面発見。

子どもの話題以外のこういう会話っておりがみけっこう好きです。





こどもをまん中に、たわいない会話ですが、嬉しいもんです。