笑顔は地球を救う平成時代の高校
1年生、現在完了形の授業で、
「聞くのhearは、hear-heard-heardと不規則変化する。heardを規則変化と勘違いして、『ヒアド』と発音している慌て者も多いが、heardの発音は『ハ~ド』だぞ。困難なという意味のhard『ハード』との発音の違いだが、hardのアーは口を大きく開けて、佐渡おけさを歌う時のように『ハあー』と言うのだ。 heardのア~は、『えっ?』って言う口つきのままで、お腹の方からゆっくり息を出して『ハ~』と発音する」
では皆で言ってみよう。hear-heard-heard...
「コラっ!うるさい!後ろの列の美香!減点するぞ!」
「え?あっ、はあーい」と言って我に返った美香がにっこりと微笑んだ。
「おお、いい笑顔だ。笑顔に免じて減点は取り消しだ」と言うと、
「え~、先生は美香をえこひいきしているっ」という声がした。
「美香を依怙ひいきだって?とんでもない。ただ、素敵な笑顔に依怙ひいきしているだけだ。いいかい、この21世紀に一番必要なのは、皆の笑顔だ。笑顔が地球を救うのだ。だから、若者よ Smile and save the world!」
環境大臣さま
SDGsには smart(ぬけめなく)sexy(かっこよく)ではなく、『地道にどんくさく』取り組んでくださいね。
ひとり言
SDGs 誰でもが自分に都合がよいように解釈できるこの言葉は嫌いだ。
SDSs 誰もが逆らえないこの呪文を声高に唱える人間はどうも胡散臭い。
SDGsが CO2を吸収している山林を丸裸にし,ラムサール条約の湿地を潰して、環境破壊の無機質な光パネルで埋め尽くしている。国民から多額の『森林環境税』を掠め取ってまで。
SDGsは 一部の者の利権のために庶民から笑顔を奪い、やがて自分以外の生きものを地球から抹消してしまう令和の「呪いの言葉」だから。
ご訪問ありがとうございました。(ゆ~)