CARNAGE
顔で笑って、心に殺意。
上映時間 79分
製作国 フランス/ドイツ/ポーランド
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2012/02/18
ジャンル コメディ/ドラマ
映倫 G
【解説】
「戦場のピアニスト」「ゴーストライター」の巨匠ロマン・ポランスキー監督が、
ヤスミナ・レザの大ヒット舞台劇を、4人のオスカー受賞&ノミネート俳優の
豪華共演で映画化したコメディ・ドラマ。
子ども同士の喧嘩を穏便に解決するべく親同士が和解の席を設けるが、
平和的だったはずの話し合いが、いつしか本音が飛び交う混沌と狂騒の場と
化していくさまを、リアルタイムの進行で、ユーモラスかつシニカルに
描き出す。出演はジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、
クリストフ・ヴァルツ、ジョン・C・ライリー。
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【ストーリー】
ニューヨーク、ブルックリン。11歳の子ども同士が喧嘩し、片方が前歯を
折るケガを負う。ケガを負わせてしまった側のカウアン夫妻が
ロングストリート夫妻の家に謝罪に訪れ、和解の話し合いが行われる。お
互いに社交的に振る舞い、話し合いは冷静かつ友好的な形で淡々と進んで
いくかに思われたが…。
2月18日(土)公開
公式サイト
【感想】<シネマシャンテにて鑑賞>
<>4.2
原作は現代フランスの女性劇作家ヤスミナ・レザの戯曲『大人は、かく戦えり』。
アメリカのトニー賞など全世界で好評を得ている作品で、日本でも、昨年、
舞台があったんですね。
昨年の舞台:大人は、かく戦えり
『子どものけんかに親が出る』とは、よく聞く言葉ですが、これって大人げないって
言う例えでもありますよね。こどもの喧嘩においての加害者と被害者の親4人が、
喧嘩の謝罪、示談で集まり、最初は理性的に話し合っていくわけですが
些細な事がきっかけで、いわゆる「大人の対応」が、できなくなってしまいます。
最初は、被害者と加害者側のバトルだったのに、夫対妻、男対女、2対2、1対3と
それぞれ相手を変えてのバトルとなって行くのですが、もはや何が論点だったのか
なんて関係なく、どんどん逸れて行く話が可笑しくて可笑しくて(笑)
ユニークな?台詞や「あるある」と思う台詞だったり、過激な台詞の応酬だったりと
一体この人たちは、どこまで行っちゃうの?って感じで、実に大人げない大人のケンカ(苦笑)
いやあ~笑わせていただきました!他人の修羅場は面白かった(笑)
冒頭、公園でのオープニングロールとラストのエンドロールを除けば、
ほぼマンションの一室での舞台劇をスクリーンを通して観る事になりますが、
79分と言う時間もちょうどいい感じで、脚本の良さ、キャストの良さ、
テンポの良さで飽きさせません。本当に面白かったです
キャストの4人は、
アカデミー賞主演女優賞(「告発の行方」(88)「羊たちの沈黙」(91))
2度の受賞のジョディ・フォスター
1度受賞(「愛を読む人」(08))のケイト・ウィンスレット
助演男優賞受賞(「イングロリアス・バスターズ」(09))のクリストフ・バルツ
助演男優賞のミネート(シカゴ(02))のジョン・C・ライリー
ととにかく豪華!
ロングストリート夫妻(庶民的な感じ)
ペネロペ(ジョディ・フォスター)・・・インテリかつリベラルな主婦
知的なジョディにピッタリな役。神経質で時にはヒステリックになるペネロペ
可笑しかったです
マイケル(ジョン・C・ライリー)・・・ことなかれ主義の平凡な金物商
この中では、1番普通っぽい感じがしましたが、裏を返せば1番俗物的かな
スコッチなんか持ち出しちゃって、「火に油」注いじゃうことになってます(笑)
カウアン夫妻(裕福な感じ)
ナンシー(ケイト・ウィンスレット)・・・投資ブローカーの忙しいワーキングマザー
最初は、優雅で美しく、1番普通の人に見えたのですが・・・いろいろと
吐き出してくれました(笑)
彼女がキレて、アランの携帯を花瓶に捨てちゃうところ好きでした(笑)
アラン(クリストフ・バルツ)・・・携帯電話が手放せないやり手の弁護士
仕事人間で、空気が読めず、全員の気持ちを逆なでするような言動、行動が
多いのですが命より大切な?携帯が水びたしになった時の情けない顔といったら~(爆)
知的だけどイヤミな役、やっぱり似合うわ~(笑)
キョトンとしたハムスターのアップ、公園で遊ぶこどもたち
そして、いっこうに収拾のつかない大人たちのケンカに、いいかげんにしろっ!と
言わんばかりのブツ切り(苦笑)皮肉っぽいラストもサイコ~!(笑)
いや~なんか笑えますぅ~
WOWOWで放送されたら、また観よ~っと(笑)
ポランスキー監督って、こう言う作品も撮るって意外でしたあ~
コーラが気持ち悪い時に飲むといいって、初めて知りました・・・
っていうか吐きそうな時に、コーラって本当にいいの?
生ぬるいのが良くなかったの?
気持ち悪い時は、私はコーラを飲むのをやめよ~っと(笑)
PS.久しぶりに記事をアップしたのに、youtubeの予告編が入りません
なぜだろう???
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顔で笑って、心に殺意。
上映時間 79分
製作国 フランス/ドイツ/ポーランド
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2012/02/18
ジャンル コメディ/ドラマ
映倫 G
【解説】
「戦場のピアニスト」「ゴーストライター」の巨匠ロマン・ポランスキー監督が、
ヤスミナ・レザの大ヒット舞台劇を、4人のオスカー受賞&ノミネート俳優の
豪華共演で映画化したコメディ・ドラマ。
子ども同士の喧嘩を穏便に解決するべく親同士が和解の席を設けるが、
平和的だったはずの話し合いが、いつしか本音が飛び交う混沌と狂騒の場と
化していくさまを、リアルタイムの進行で、ユーモラスかつシニカルに
描き出す。出演はジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレット、
クリストフ・ヴァルツ、ジョン・C・ライリー。
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【ストーリー】
ニューヨーク、ブルックリン。11歳の子ども同士が喧嘩し、片方が前歯を
折るケガを負う。ケガを負わせてしまった側のカウアン夫妻が
ロングストリート夫妻の家に謝罪に訪れ、和解の話し合いが行われる。お
互いに社交的に振る舞い、話し合いは冷静かつ友好的な形で淡々と進んで
いくかに思われたが…。
2月18日(土)公開
公式サイト
【感想】<シネマシャンテにて鑑賞>
<>4.2
原作は現代フランスの女性劇作家ヤスミナ・レザの戯曲『大人は、かく戦えり』。
アメリカのトニー賞など全世界で好評を得ている作品で、日本でも、昨年、
舞台があったんですね。
昨年の舞台:大人は、かく戦えり
『子どものけんかに親が出る』とは、よく聞く言葉ですが、これって大人げないって
言う例えでもありますよね。こどもの喧嘩においての加害者と被害者の親4人が、
喧嘩の謝罪、示談で集まり、最初は理性的に話し合っていくわけですが
些細な事がきっかけで、いわゆる「大人の対応」が、できなくなってしまいます。
最初は、被害者と加害者側のバトルだったのに、夫対妻、男対女、2対2、1対3と
それぞれ相手を変えてのバトルとなって行くのですが、もはや何が論点だったのか
なんて関係なく、どんどん逸れて行く話が可笑しくて可笑しくて(笑)
ユニークな?台詞や「あるある」と思う台詞だったり、過激な台詞の応酬だったりと
一体この人たちは、どこまで行っちゃうの?って感じで、実に大人げない大人のケンカ(苦笑)
いやあ~笑わせていただきました!他人の修羅場は面白かった(笑)
冒頭、公園でのオープニングロールとラストのエンドロールを除けば、
ほぼマンションの一室での舞台劇をスクリーンを通して観る事になりますが、
79分と言う時間もちょうどいい感じで、脚本の良さ、キャストの良さ、
テンポの良さで飽きさせません。本当に面白かったです
キャストの4人は、
アカデミー賞主演女優賞(「告発の行方」(88)「羊たちの沈黙」(91))
2度の受賞のジョディ・フォスター
1度受賞(「愛を読む人」(08))のケイト・ウィンスレット
助演男優賞受賞(「イングロリアス・バスターズ」(09))のクリストフ・バルツ
助演男優賞のミネート(シカゴ(02))のジョン・C・ライリー
ととにかく豪華!
ロングストリート夫妻(庶民的な感じ)
ペネロペ(ジョディ・フォスター)・・・インテリかつリベラルな主婦
知的なジョディにピッタリな役。神経質で時にはヒステリックになるペネロペ
可笑しかったです
マイケル(ジョン・C・ライリー)・・・ことなかれ主義の平凡な金物商
この中では、1番普通っぽい感じがしましたが、裏を返せば1番俗物的かな
スコッチなんか持ち出しちゃって、「火に油」注いじゃうことになってます(笑)
カウアン夫妻(裕福な感じ)
ナンシー(ケイト・ウィンスレット)・・・投資ブローカーの忙しいワーキングマザー
最初は、優雅で美しく、1番普通の人に見えたのですが・・・いろいろと
吐き出してくれました(笑)
彼女がキレて、アランの携帯を花瓶に捨てちゃうところ好きでした(笑)
アラン(クリストフ・バルツ)・・・携帯電話が手放せないやり手の弁護士
仕事人間で、空気が読めず、全員の気持ちを逆なでするような言動、行動が
多いのですが命より大切な?携帯が水びたしになった時の情けない顔といったら~(爆)
知的だけどイヤミな役、やっぱり似合うわ~(笑)
キョトンとしたハムスターのアップ、公園で遊ぶこどもたち
そして、いっこうに収拾のつかない大人たちのケンカに、いいかげんにしろっ!と
言わんばかりのブツ切り(苦笑)皮肉っぽいラストもサイコ~!(笑)
いや~なんか笑えますぅ~
WOWOWで放送されたら、また観よ~っと(笑)
ポランスキー監督って、こう言う作品も撮るって意外でしたあ~
コーラが気持ち悪い時に飲むといいって、初めて知りました・・・
っていうか吐きそうな時に、コーラって本当にいいの?
生ぬるいのが良くなかったの?
気持ち悪い時は、私はコーラを飲むのをやめよ~っと(笑)
PS.久しぶりに記事をアップしたのに、youtubeの予告編が入りません
なぜだろう???
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クリストフさんの上から目線がすげぇな~って思って観ていたら、携帯のシーンでは爆笑モノの小物っぷりw
ケイトのゲロもまあ豪快にやるわなぁw
ラストシーンで見事に皮肉が決まっているのがいいです^^
びっくり!
キャストも豪華ですし、なかなかこの手のジャンルは
映画館まで見に行かないのですが
ひろちゃんの感想を読んで、見に行きたくなりました。
地元でやっているか(なかった気がするけど)
調べてきます(゜∇^*)
もとは、ワンシチュエーションの舞台劇ですから、映画になると面白くない場合もあるわけで(^_^;)それを、これだけ魅せてくれるのは、名監督、名俳優ならではなんでしょうね
クリストフさん、上から目線で嫌なやつ~って思っていたから、携帯のシーンは、ケイト、よくぞやった!って感じでした(笑)
そのケイトも、最初は優雅で美しかったのにねえ(笑)
ほんと、面白かったです
でしょ?ポランスキー監督がコメディ?って
印象ないですよね
キャストもいいですし、面白かったので、是非ご覧になってみて下さい。
映画館でなきゃと言う作品でもないので、地元で上映がなかったら、DVDになってから、是非
キャスト、脚本、時間とうまく
ハマってましたね
たしかに ポランスキー監督ぽくないと思いながらも
流石 職人な仕事ぶりでした
面白かったですよね~
これ、キャスト皆ハマってるし、短い時間ですぱっと終るのもいいし、
話題のシェイムなんかよりこちらの方が万人にオススメしたい映画です~。
それにしてもあのケイトのゲ◯にはびっくりですよ~
人様の家での吐いたあとのあの態度もひどいけど。
ポランスキー作品、好きだな~☆
あ、ジョニーさんの新作観ましたよ♪
どんどんエスカレートしていく感じがおもしろかったです。
敵味方、攻守がくるくると入れ替わっていく感じがテンポ良くて。
全然「大人の対応」じゃなかったですよねー。
私のイメージのポランスキー監督からすると
意外な作品でしたが、さすが職人な仕事ぶりでした
すべてにおいて良くて、楽しめた作品でした
キャストはいいし、ラストも良かったし、上映時間も丁度で、ほんと、文句なしの作品でした
ほんと、面白かったです
>人様の家での吐いたあとのあの態度もひどいけど。
そそ、私も思いました。人さまの家で、あの態度は酷いですよね(^^;
本当は、もっと平身低頭で謝らなくちゃいけないですよね
すごいエスカレートの仕方でしたね(笑)
もはや、最初の論点から完全にハズレテ(^^;
敵味方、攻守入れ替わりの口論。可笑しかったです(苦笑)
上映時間も短くテンポもよく、キャストもハマっていて、本当に面白かったです