美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

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楽しさが感覚を磨く

2016年07月12日 00時22分38秒 | 日記
レオナルド・ダ・ヴィンチは、凡庸な人間は「注意散漫に眺め、聞くとはなしに聞き、感じることもなく触れ、味わうことなく食べ、体を意識せずに動き、香りに気づくことなく呼吸し、考えずに歩いている」と嘆いていた。
あらゆる楽しみの根底には、感覚的知性を磨くという真面目な目的がある。
「デッサン」を学ぶことは、そういった感性を磨くことができる。

「デッサン」の語源は、目的、計画、設計図、意図、企画などを意味していた。いずれその意味は「デザイン」へと展開していく。
「デザイン」は、生活の中の不快を快に転換する手段、発想。だから「デッサン」を学ぶことで、生活の中の様々な問題を解決する手段、日常を豊かなものにしていく発想の“素”を身につけることができる。


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