美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

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みんなクリエイターになれる

2018年08月11日 01時02分32秒 | 日記

みんなクリエイターになれる。

創作は、本質に向かうから面白い。
本質に触れると楽しい。
芸術、芸能、スポーツなど特殊な分野、職種だけではなく
日常的な生活、仕事そのものに
創造性が求められてきている。
創造性を意識すると毎日の作業が創作に変わり、
やりがいや生きがいを感じられる。

本質を見抜くための必要最低限の基本技能(絵画技法だけではなく)は、エッジ・スペース・相互関係・光と影・形態(ゲシュタルト)の5つ。
だから絵を描くことは世の中の物事を読み解く能力を磨くことに繋がっていく。
2次元ではなく3次元で考える。
経営の神様である松下幸之助が 「経営とは、白紙の上に平面的に価値を創造するだけではない。立体というか四方八方に広がる芸術である。となれば、経営者はまさに総合芸術家。」と言っている。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、凡庸な人間は「注意散漫に眺め、聞くとはなしに聞き、感じることもなく触れ、味わうことなく食べ、体を意識せずに動き、香りに気づくことなく呼吸し、考えずに歩いている」と嘆いていた。
また、ダ・ヴィンチは、あらゆる楽しみの根底には「感覚的知性」を磨くといった真面目な目的があると提唱していた。
本を読んだり、庭いじりをしたり、絵画を学ぶことやイラストやマンガを描くことも、そういった感性を磨く「楽しさ」のひとつ。

知識量やスキルなんて他より劣っていてもいい。
今の自分を十分に見直して、新鮮な視点で使いこなしていけば
他にはマネができない独創的なものに成長する。

絵や音楽、言葉を使う最大の目的は、人の心に開放感をあたえること。
思い込みに縛られないように新鮮な情報を伝え続ける
お互いを理解して、自分らしく生きるためには
絵や音楽、言葉の文化交流が必要。

誰かを想う気持ちで、自分も癒されていく。
脳科学の分野でも相手への感謝の言葉や褒めることが、
自分自身がそう言われているように脳が認識していくことが
やっと分かってきたようです。

“幸せを感じるのは成長が加速する時、止まれば消える”
絵を描くことも仕上がった達成感というよりは
「もっと良くしたい、もっと描きたい」といった過程で
成長が加速し続ける。
だから画家は年をとってもボケないで長生きする人が多い。

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