トランスフォーブを黙らせる方法

7/23討論会企画のタイトルを考えることで、内容の焦点を決めていきたいと思います。
世には「トランスフォビア」というものがあるそうなので、それがいかなるものであるかを定義する、というのが一つの課題となります。そのさい、ホモフォビア、フェムフォビア、ゼノフォビアなど他のフォビアと比較しつつ、とりわけトランスフォビアなるものを根絶する手立てを考える。そこに主眼を据えたらどうか。
　というわけで、仮題・第一案として、

●トランスフォーブを黙らせる方法

　根絶するには、まず黙らせることです。好き放題に発言させていては、精神的感染により二次的、三次的な濃縮形フォーブが量産されていくでしょうから。
　これは、若い世代の精神衛生上、ゆゆしきことと言わねばなりません。
　対策としてまず、フォビアの対象となる「トランス」とは誰のことなのかを同定せねばなりません。すなわち「トランス」を決める「ジェンダー」とは何か。
　「ジェンダー」「トランスジェンダー」のまともな学術的定義は存在しないので、自分で候補を設定するしかありません。
　以前粗描した分類表を修正して、「ジェンダー」（セックスを含む広義のジェンダー）の候補を12段階に分類しました。これは適宜改良していきますが、このように基礎から概念を明晰化しつつ、理解を共有しながら議論を進めたいと考えています。
　公認・自認問わず、また潜在・顕在問わずトランスフォーブの参加を期待します。もちろんトランスアライの方々も。

　トランスフォーブを黙らせるには、しかるべき場で大いに語らせることだ。
　語れば、その迷信性・非論理性が知れわたり、黙らざるをえなくなるだろう。