文具館コバヤシ ブログ

文房具やの独り言。こだわりの文具、万年筆のご紹介や、イベントのご案内。

万年筆の組み立てしてみませんか?

2007-09-28 | イベント
時々いろんなものを分解したくなる
衝動に駆られることがあります。
実際にはあまりしませんが
以前時計店に勤めていた
ことがあり、当時は腕時計を
かなりの数、分解しました。
機械式のものはさすがに
怖くてやりませんでしたが
電池式のムーブメントだけ
取り出して別の時計に
差し替えたりしていました。
(修理目的で)
機械式のムーブメントは
とてもキレイで、見ていて
飽きないほどでしたが
電池式のものも歯車が
カチカチカチと動く様は
かわいらしくて
思わず見入ってしまいます。


そんなわけで
今回コバヤシで企画したイベントは
万年筆の組み立てです。
分解中毒症の私のような人に
ぴったりですよ。
ペン芯とペン先をつけて軸にさす
など簡単な組み立てです。
軸はスケルトンになっていて
明るい色のカートリッジを
いれればきれいな万年筆に
なりますよ。
当日は筆圧を計ったり
メーカーの人間に直接質問できたり
もりだくさんの内容です。

日時 10月20日 午前の部 10:00~11:30
            午後の部 14:00~15:30
受講料1000円 前日までにお申し込みください。
定員 各15名



ペリカンスーベレーン300本限定

2007-09-22 | 万年筆
ペリカンのルーツはドイツの
ハノーバーで1832年に
絵の具の製造からはじまりました。
現在主流のピストン式インク補充機構
の発明が1925年と歴史はとても
古い会社なんですが
今現在はマレーシアの会社が
保有しているそうです。
万年筆の世界も諸行無常ですね。
そんなペリカンの代表作スーベレーンに
かわいいM320が限定300本で
発売されました。ボールペンも
あります。
男性には小ぶりすぎて使えませんが
女性が手帳にはさんで使われたら
とってもおしゃれだと思いますよ。
手帳はクォバディスかファイロファックスに
ぴったりです。

ディスプレイコンテスト最優秀賞!!

2007-09-21 | イベント

ぺんてるが主催したディスプレイコンテスト
で、最優秀賞をいただいたため
先日、品川プリンスで行われた
授賞式に行ってまいりました。

なんとも場違いなところに
来てしまった感があり
緊張していましたが、
当日業界紙の記者の方の他に
ステーショナリー評論家の
土橋正さんもいらっしゃっていて
少しの時間お話しできました。
文具の話は元より腕時計
にまで話しが広がって、とても
楽しい時間を過ごしました。
でも、土橋さんにあやまらなければ
ならないことがあるんです。
前々回のブログでおすすめ文具本の
紹介をしたんですが土橋さんの
本が漏れていました。
ブログやってますなんて言っておいて
本当に失礼ですよね。
この場を借りてお詫びします。
土橋さんの本は技術評論社から
「やっぱりほしい文房具」という
タイトルで出版されています。
文具への愛情が感じられ
写真もきれいで読みやすいですよ。
ご本人も本当に文具好きの
とても気さくな方でした。
みなさんぜひ読んでみてください。


敬老の日

2007-09-16 | イベント

明日は敬老の日ですね。
コバヤシではパイロットの
ゲルマーカーを使って
おじいちゃんおばあちゃんの
塗り絵を描いていただく
イベントを開催します。
みなさんぜひご参加ください。
(塗り絵は持ち帰っていただきます)

ところでおじいさんって何歳から
なんでしょうか?
上の息子が後4,5年したら
成人なんですが、結婚、そして
子供が生まれるってことに
なったら事実上おじいさんって
ことになりますね。
自分もかなりおじいさん度が
高いってことに気づきました。


秋の夜長に…

2007-09-09 | Weblog
出版界では最近、文房具や
万年筆が流行しているようで
情報誌に特集されたり
カタログのような本が
相次いで出版されています。
マメにチェックしてできるだけ
手に入れるようには
しているんですが、
カラー写真の多いものなど
高価なものが多くて
安月給の身にはつらいんです。
そんな中、読み応えがあって、
おもしろかった5冊をご紹介。
○串田孫一著            文房具56話
○ピエブックス            伊東屋100年物語
○ワールドフォトプレス       文房具大図鑑
○ロコモーションパブリッシング  頑張る日本の文房具
と、最近購入した…
○沢野ひとし著  さわの文具店
この本は2002年発行ながら
まだ第1刷でした。本屋さんのすみっこで
ひっそりと売っているようです。
ご存知の方も多いかと
思いますが、沢野ひとしは
ワニ目のイラストレーターとしても
活躍していますね。
JTの雑誌広告や椎名誠の挿絵
など、いろいろなところで見かけますが
文の方は初めて読みました。
かわいた文体がいい味を出していて
よいですよ。
機会があったらぜひ読んでみて
ください。
秋の夜長に文具の世界に
浸ってみるのも悪くないですよ…

ちなみにコバヤシでは
本の販売はしていません。

           

ペンクリニック ’07

2007-09-04 | 万年筆

今年も恒例のペンクリニックを
9/24.25に行います。調子の
悪い万年筆をお持ちでしたら
無料で診断しますので、
ぜひご来店ください。
ペン先の調整もその場で
すぐできますので
万年筆をお求めいただく
良い機会です。
セーラー万年筆の川口氏が
診断します。
(時間は10:00~17:00 途中、中断あり)

さて写真の万年筆はその
川口氏が考案された限定万年筆
「マイカルタ」
マイカルタというのは
この万年筆に使われている素材で
樹脂と綿麻布に高圧をかけて
作られ、耐熱にすぐれ、衝撃にも
強い素材です。
ナイフのハンドル材として有名ですが
万年筆に使われているものは
おそらく他には無いと思います。
手に吸い付くような独特な質感と、
適度な重量感(約30g)が
いい感じです。
このような普段店頭に無い
商品も当日は並びますので
お楽しみに…