文具館コバヤシ ブログ

文房具やの独り言。こだわりの文具、万年筆のご紹介や、イベントのご案内。

万年筆 春の新製品いろいろ2 モンブランボトルインク

2010-02-27 | 万年筆

先日新製品について書きましたが、
その後ビッグニュースが入ってきました。
モンブランのボトルインクがリニューアルされるそうです。
昨年までブラック/ブルーブラック/ロイヤルブルー/セピア/
ボルドー/レーシンググリーン/ヴァイオレットの7色あったものが
一部廃盤になり、何らかの動きがあると予測していたのですが
これほど全般にリニューアルされるとは思ってもみませんでした。
カラーはミステリーブラック/ロイヤルブルー/ミッドナイトブルー/
バーガンディレッド/ラベンダーパープル/オイスターグレー/
トフィーブラウン/アイリッシュグリーンの8色。

   

変更点は…①ボトルインクに合わせたパッケージ。
       ②ミステリーブラックなどのネーミング。
       ③ボトルインクとキャップの形状。
       ④容量(50ml→60ml)
       ⑤価格(¥1680→¥1890)
同じようにスペアカートリッジも変更になるかは不明。
  
   

形状は以前より角ばったデザインになり、容量が増量する関係で
一回り大きくなるのでしょうか。
問題の色の方の情報はネーミング以外何もありませんので、
楽しみに待つしかないようです。
ブラックとミステリーブラックに違いはあるのでしょうか?
新色のオイスターグレーなどは特に楽しみですね。


   
           
      お知らせ…「けしごむはんこで、お名前はんこ作り 講習会」
            3
/5(金)焼津店 ①AM11:00~ ②PM2:00~ ③PM3:30~
            3/6(土)馬渕店 ①AM10:30~ ②PM3:00~
            3/6(土)城北店 ①AM10:30~ ②PM3:00~
            3/7(日)豊田店 ①AM10:30~ ②PM3:00~
            3/13(土)若松店 ①AM10:30~ ②PM3:00~
                 各回定員6名 講習費¥630(材料費含む)
 



        
         ↑ほめられると伸びる子です



       
        ↑今週のオススメ本。第60回ベルリン国際映画祭の
         国際批評家連盟賞を受賞した、映画「パレード」の原作。
         作者の吉田修一は2002年に「パークライフ」で芥川賞受賞。
         必ず2度読むべし。


万年筆 春の新製品いろいろ

2010-02-21 | 万年筆

最近やっと春が近づいて来るのを感じます。
文具業界も春に向けて、さまざまな新製品が発売されます。
今回は万年筆の新製品をいくつかご紹介。

先ずはペリカンのスーベレーンの期間限定品、
M320ルビーレッド。オレンジ、グリーンに続く第3弾で、
今までの2色より写真で見る限りは、シックな印象。
K320(ボールペン)も同時発売。2月下旬の予定。

   

続いては…セーラーのレアロにプロギアバージョンが登場。
尾栓はプロギアの角ばった形状の方が
使いやすいかも。
ペン先はバイカラーの21K。

   

同じくセーラーからジェントルインク色織々シリーズの
春限定カラー。
若鶯(わかうぐいす)、桜森(さくらもり)、匂菫(においすみれ)、
海松藍(みるあい)の4色。期間限定品ですのでお早めに。

   
   

   
          

                
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   ↑今週のオススメ本。邦題「ライ麦畑でつかまえて」
   先月亡くなった、J.D.サリンジャーの代表作。
   我々世代には野崎孝訳の方が馴染み深いですが
   村上春樹訳の方がドライな文章で、読みやすいかも…
   スノボの国母選手を非難する全ての人に読んでもらいたい1冊。




   
 
 



バンクーバーオリンピック開幕!

2010-02-14 | 筆記具

バンクーバーオリンピックが開幕しました。
開会式をちらっと見たのですが、天井から垂れた幕に
映った色々な映像がとても綺麗でした。
その中にトーテムポールが映し出されているのを
みなさんご覧になりましたか?
前回ご紹介した星野道夫の著書のなかにも
トーテムポールの話が出てきました。
カナダのとなり、アラスカの話です。
1万8千年前ベーリング海を渡り、最初のインディアンの祖先が
北方アジアから北アメリカにやってきました。
その後南下しながら広がっていくのですが、北部に残った
一部の人々がトーテムポールの文化を築きました。
星野道夫によると、古くから残っているトーテムポールは
皆無で、現在ではほとんどが観光用に新しく作られた物か、
博物館に陳列されたものしか無いようです。
古いトーテムポールをある孤島に探しにいく話は
感動的でした。ネイティブの文化を大切にする思想は
とても大切なことですね。
オリンピックの開会式にもいたるところにその思想を
感じるところがありました。
日本も単一民族では無いということが、忘れられがちなことは
憂うべきことです。

   

さて、文具業界のオリンピックといえば見本市。(こじつけ気味ですが…)
昨日市内の問屋さん主催の見本市がツインメッセで行われました。
各メーカーが競って新製品を発表するこの時期は
店側にとっても貴重な場であり、とても楽しい時間でもあります。
今回個人的にもっとも収穫があったのは「メタフィス」の筆記具の
新製品が発売され、ついに導入することを決めたことです。
今後色々な新製品が入荷して、さらに楽しいコバ文に変わって
いきますので、お楽しみに!

   
     
          お知らせ…
2/21(日)10:00~11:30
                                クラフトパンチでおひなさまをつくろう
                定員5名 受講料300円 予約制(豊田店)
 
                
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                3/13(土)若松店 ①AM10:30~ ②PM3:00~
                 各回定員6名 講習費¥630(材料費含む)
 



        
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    ↑今週のオススメ本。星野道夫の人柄があふれた
     写真が満載。


バレンタインデーに冒険のススメ

2010-02-10 | 文房具
今年もバレンタインデーが近づいてきました。
個人的には何の楽しみもない、ただの一日なのですが
女性の方の中にはチョコレート+何かプレゼントしようと
考えていらっしゃる方も多いのでは…
そこで、今回は自分がプレゼントして欲しいアイテムをご紹介します。

   

デザインフィル・カンパニーから発売しているトラベラーズノート。
こちらはざっくり切った牛革に、タンニンでなめしてある無骨な
手帳カバーで、使えば使うほど味が出る商品です。
サイズは2サイズで、色がそれぞれ茶と黒の2色あります。
チョコレートに合わせて茶を選ばれるのが○。
レフィルも種類が豊富で、まだ種類が少ないパスポートサイズの
レフィルも3月に増える予定です。
メーカーのホームページからも地図や六曜表をダウンロードできます。

   
   ↑シンプルなので、カスタマイズしやすい。
 

コストパフォーマンスも優れているので、物足りない方には
おまけに本などを付けてみたらいかがでしょうか?
私のオススメは星野道夫。19歳のころアラスカの写真集に出会い
キャプションに書かれていた、エスキモーの集落の名を頼りに手紙を出し
3ヶ月住んでしまったというアクティブな人物で、その後写真家
になりアラスカに定住した後のエッセイです。
あだやかな語りの中に自然の怖さや、人間の存在の小ささが書かれていて
トラベラーズ・ノートのコンセプトにピッタリ。
私自身へミングウェイの「日はまた昇る」を読んで、スペインへ旅立ちました。

   
    ↑エジプトのアブシンベル宮殿とトラベラーズノート。15年ほど前に見に行きました。

…でも考えてみたら、彼氏が旅立ってしまったら困りますね。
そんなときは自身の魅力でカバーしていただくということで…
(手帳カバーだけに…)
ご参考になれば幸いです。

あと、なにももらえず自暴自棄になった男性のもおすすめしておきます(笑い)

   
    ↑手帳以外の関連商品も増殖中!

   
   ↑他に「アラスカ 永遠なる生命」などもオススメ。


   
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         ↑ほめられると伸びる子です



ギフトショー → ユーロボックスさん

2010-02-06 | 万年筆

東京ビックサイトで行われた、ギフトショーに
2/3.4の2日間かけて行って来ました。
一日目は問屋さんの展示会を見てから
ギフトショーへ。自身2回目のギフトショーで
どんな感じかは分かっていましたので
落ち着いて見て回れました。

   
   ↑出展社数は2200社以上! 2日かけても全社見るのは不可能。


ステーショナリーや紙製品のメーカー以外でも
見るべきものがたくさんあり、とても勉強になりました。
たとえばある雑誌が企画した、九谷焼とファーバーカステルの
コラボレーションのぺん立てとぺん皿や、宇宙や地球が
封じ込められたようなガラス製のペーパーウエイトなど
細かく見ていくと文具に関係なさそうなメーカーほど
面白い物がありました。

2日目は他のスタッフと合流後、朝からギフトショーへ行き、
その後別の問屋さんの展示会へ。時間が余ったので、
銀座の伊東屋さんに勉強をかねて行く事になりました。
実はこの2日間の出張中に密かにある計画を立てていて
伊東屋さんに行く事になったら、ユーロボックスさんへ
一人でこそっと行こうと思っていたんです。
何回か今まで、伺ったんですがいつもお休みされていたので
今回は事前に電話して営業していることも確認。
で、ついにユーロボックスさんへ。
1人の予定が3人になり、店内もすし詰め状態だった為
あえなく15分ほどで退店。一人だったら閉店ぎりぎりまで
いたかったのに残念でした。
以前はアパートだったという趣のあるビルの雰囲気を
そのままに、店内は都会の喧騒とかけ離れた別世界でした。                     
 

   
      
    ↑伊東屋さんでゲットしたペンワールド。2009.12月号。

  

    
    ↑沈金塗りの万年筆。だんいちろう?メーカー不明。

    
 
    ↑セーラー社などのミュージックペン先についてのコラム。
      内容は解読中!


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