1993年の上野の森美術館。
ニューヨーク近代美術館展が開催され
アンリ・ルソーの「眠るジプシー女」が展示される。
先日、表紙を見て即買いした小説、「楽園のカンヴァス」を読み、
当時の記憶が甦りました。
一番好きな画家アンリ・ルソーのそれも一番好きな絵「眠るジプシー女」
が日本で見られるとあって、珍しく興奮して見に行った記憶。
古めかしく狭い美術館の中、幻のように綺麗な絵が飾られた
贅沢な空間に、自分がいた記憶。
もうあれから20年近くたっても、まだ片隅に残っていました。
「楽園のカンヴァス」はルソーのもう一枚の傑作「夢」が題材ですが、
ミステリー小説的な味が濃すぎず、純文学が好きな自分でも食傷気味にならずに
読めました。もっとも最近では垣根があいまいになってますが…
(伊坂幸太郎、東野圭吾然り)
ニューヨーク近代美術館展開催の1993年当時、
ペリカンからM200デモンストレーターが発売されていました。
通称ペリスケと呼ばれ愛された、あまりにも有名な万年筆が
特別生産品として、発売されることになりました。
価格は当時の倍以上の¥12600(初代は¥5000)。
気になる天冠はどうなるかまだ不明ですが、おそらく現在の新天冠になるのでは?
自分は限定の無色では無く、定番品のダークレッドを持っているのですが、
スチールペン先でもしなりがあり、とても書きやすくて愛用しています。
イベントのお知らせ…
7月7日(土)若松店、7月8日(日)豊田店
10:00~16:00
ペンクリニック開催
万年筆の無料診断、調整します。