文具館コバヤシ ブログ

文房具やの独り言。こだわりの文具、万年筆のご紹介や、イベントのご案内。

趣味の文具箱vol.16とファーバーカステル

2010-04-14 | 万年筆

遅ればせながら、趣味の文具箱vol.16をゲットしました。
今号は旅文具特集でしたが、私が注目したのは
ファーバーカステルのペン・オブ・ジ・イヤー2010
「シークレット・オブ・ジ・アート」。
ファーバーが2003年から発表している、年間限定万年筆の
2010年モデルです。
狩猟用ライフルから発想されたそのデザインと、名前の由来になった
メタルパーツの細工。今までのシリーズの中で一番シンプルで
眺めていても飽きのこない万年筆に仕上がっています。

   


さてファーバーカステル社について、皆さんのイメージはどうでしょう?
鉛筆や色鉛筆などの画材メーカーとして、記憶されている方が多い
のではないでしょうか?
現に1851年に発表されたファーバーの6角軸の鉛筆は、その後長さ、
太さ、硬度が世界基準となっています。
ファーバーが万年筆を販売し始めたのは1950年。会社の歴史に比べると
まだ日が浅いのですが、鉛筆と同様本物の万年筆を発売し続けています。
特にペン・オブ・ジ・イヤーのシリーズは毎年楽しませてくれます。
琥珀、マンモスの牙など貴重な素材を、熟達した職人が技巧をこらして
作成した万年筆は、芸術品と言っても過言ではありません。
  
   
     
         ↑ほめられると伸びる子です


    
     ↑最近雨が多いですね。憂鬱な気分を吹き飛ばす
      超前向きな内容です。


ブラス・プロダクト

2010-04-08 | 文房具
デザインフィル・カンパニーから、真鍮製の文具シリーズが
発売されました。
ブラス・プロダクトと名付けられたこのシリーズは
トラベラーズ・ノートの世界観を持ったコンセプトで生まれました。

真鍮は、銅と亜鉛の合金で独特の美しい光沢があり、経年変化が
楽しめる金属でもあります。
以前オイルライターを使用していた頃は、好んで真鍮製のものを
選んで使用していました。使っていくうちに塗装が剥がれ、
なんともいえない味が出てくると愛着が沸き、手持ちぶたさの時には
いつも手の中で転がっていました。
真鍮は金属でありながら、なんとなくやさしい。
今の時代に真鍮製のものが受け入れられるのは
そんなやさしさがもたらした物なのかもしれません。

おすすめはペンケース。かなりの重量があり、大事な筆記具を
守ると同時に、書く楽しみも増すのでは…

   


    
        
         ↑ほめられると伸びる子です


   
      ↑入学式も終わり、新しく色々な人たちと学ぶことで
       新しい友人も出来ることでしょう。得体の知れない?友人が
       出来た方におすすめ。