文具館コバヤシ ブログ

文房具やの独り言。こだわりの文具、万年筆のご紹介や、イベントのご案内。

万年筆も大掃除

2007-12-26 | 万年筆
Xマスが終わって本格的に年末らしく
なってきました。
年末といえば大掃除。まずは机の上が
とんでもないことになっていますので
何とかしなければと思いつつ
今日は万年筆の掃除をすることに
しました。
まずは万年筆を分解してみましょう。

今回は超音波洗浄機にいれるだけ
なのでペン芯は抜きませんでしたが
ちなみに抜くとこうなります。

とても精密なつくりなのがわかりますね。
ではペン先を洗浄機に入れてみます。
水に入れるだけでインクが流れて
います。

電源を入れてみます。急激にコップの
水がきれいなブルーに変わりました。
おいしそう…

超音波の振動音が心地いいです。
10分で完了。取り出して乾かしてから
インクを入れてみます。
普段もいいコンデションで使っている
ものなのであまり変化がわかりませんが
なんとなく万年筆が喜んでいるような気が…

洗浄機による万年筆の洗浄を無料で
承っています。新しいカートリッジを
一本一緒にお持ちください。

パイロットカスタムスケルトン緊急発売!

2007-12-20 | 万年筆
前回お伝えしたパイロットの
irosizukuシリーズのインク用に
カスタム74のスケルトンモデルが
今月、急きょ発売されるそうです。
カートリッジ仕様のためコンバーターを
使って吸入するようになります。
どうせなら吸入方式で発売して
欲しかったんですが823という
ブランジャー式のものがすでに
出てましたね。ただ今回は
74でスケルトンということなので
購入しやすい価格ですね。
自分もゲットしたいと思っています。
限定になるのか定番になるのか
まだわかってはいませんが
‘08のカタログに載っていない
ということと、初回生産数は
極めて少ないということです。
上の写真はペリカンスケルトン。
通称ペリスケといわれて人気者ですが
さて今回のパイロットは?

   ↑こちらはカスタム74

パイロットiroshizukuシリーズインク入荷&TV取材

2007-12-15 | 万年筆
パイロットから万年筆のインクの
新色が発売されました。
irosizuku(色彩雫)と名づけられた
このシリーズは今後5色ずつ2回
発売され、全部で15色のものに
なるそうです。

容量は50mlと弱冠多めですが
値段がモンブラン並みなのには
少し驚きました。
パイロットの戦略的な要素も
あるかと思いますが
少ロットで作っているということと
ボトルが特殊ということから
高くなってしまったんじゃないかと
思います。
このボトル、見た目も大変きれいですが
底の部分が変わった形状をしているのに
気づきます。逆円錐形に掘られた穴は
見た目だけではなく、最後の一滴も
吸入しやすいように設計された、とても
実用的なデザインだったんですね。
モンブランのボトルよりも使いよさそう
な気がします。

インクの色は今回はブルー系の5色。
個人的には月夜が気に入りました。
月夜で思い出しましたが20代の
はじめごろカメラにはまって
月の光だけで写真を撮ろうと
港に行ったり古い建造物を
撮ったりしていましたが
その頃いっしょに遊んでいた
友達は写真家になり
いろいろ活躍していると
風のうわさで聞きました。
月夜に撮ったねこ。撮るの
たいへんだったね…

話はがらっと変わりますが
先日テレビ取材をうけました。
その模様が12月19日の
SBSとくほう4時ら内のコーナーで
放映されます。(私はでていませんが)
ぜひご覧ください。

速報!長原氏、現代の名工記念万年筆発売へ

2007-12-08 | 万年筆
セーラーのペン先職人長原宣義氏が
2007年の現代の名工に選ばれました。
セーラーではそれを記念して
限定万年筆を製作中だそうです。
発売時期、価格、仕様などはまだ
一切不明ですが来春には
発売されるんじゃないかと思われます。

長原氏といえば先日ご紹介した
ふでDEまんねんをはじめ、長刀(なぎなた)研ぎ、
エンペラー、コンコルド、クロスポイントなどなど
考案されたペン先が数多くあります。
今回はどんなペン先になるのかが
すごく気になりますね。
個人的には長刀研ぎが好きです。
紙面につく面積が広く、
角度によって字幅をコントロールする
ことができるすぐれものです。
写真のようにポイントが長いので
長刀なんですね。



ユナイテッド・ビーズ新作

2007-12-02 | 文房具

食品の安全性が崩れてしまった今
ミシュランガイド東京版が出版されました。
一生行けそうもない店ばかりですが…
安全性もお金で買えってことですか。

で~もでもでもそんなのかんけーねー♪
ぐるぐるマップで十分 おっぱっぴー

 …というわけで(どんなわけで?)
今回はユナイテッド・ビーズというメーカーを
ご紹介します。
このメーカーはまだ2003年創業という
若い会社ですが、素材からこだわった
いい商品を作っているんですよ。
はんぷを使った商品がメインで
生地は岡山のはんぷ屋のものを使用。
今回の新作のような革製品も
イタリアンレザーを使ってとても
いいつくりになってます。
デザインもCOOL!X‘マスプレゼント
におススメです。
というわけでブングガイドコバヤシ版で
☆☆☆

ちなみに社名のビーズは蜂ということではなく
働き者という意味として使っているそうです。