文具館コバヤシ ブログ

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書くことが楽しくなる万年筆

2009-03-11 | 万年筆
知られている最初のアルファベットは、紀元前1700年~1500年頃に
地中海東部の沿岸地域で発達したと一般的に考えられているらしい。
絵に関していえばさらに過去にさかのぼって、約3万2000年前の
洞窟(ショーべ洞窟)に描かれた壁画が最古だという。
太古の昔から人間は書くことを楽しんでいたのでしょうか?
今ほど筆記用具が発達していない時代に見事な壁画や
象形文字を描いていた所は想像しがたいですね。

セーラー万年筆に、世界最細といってもいいぐらいな細い万年筆が
発売されています。
これはシャレーナという万年筆で専用ペンケースと小さなコンバーターが
付属されています。
若干書きにくそうな万年筆ですが、お求めいただいたお客様から
こんな一言がありました。
「書くのが楽しくなりそう」
書きにくくても、機能が劣っていても、古くても、大事なのは
書く人が気に入った物が一番なんですね。
その一言で目からうろこが落ちました。
太古の時代、人もそのときあるもので気に入った物を使って
書くことをきっと楽しんでいたに違いありません。


↑DAKSバージョンもあります。ペンケースは付属していません。

     
       ↑ほめられると伸びる子です




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