シモツケ属は、北半球の温帯から亜寒帯にかけて約120種分布。
日本では12種が知られ、うち10種ほどが自生します。
これまで「コデマリ(小手毬)」「イワガサ(岩傘)」「ユキヤナギ(雪柳)」「シジミバナ(蜆花)」を取り上げました。
今回は本家本元の「シモツケ(下野)」 です。
「シモツケ(下野)」(Spiraea japonica) 別名:キシモツケ(木下野)
バラ科シモツケ属の落葉低木 樹高1mほどで株立ちになる。
よく似た草本の「シモツケソウ(下野草)」は葉先がモミジ手です。
「シロバナシモツケ(白花下野)」(S. japonica albiflora)花期:5~6月
花色:濃紅色、紅色、淡紅色、白色など。葉には不揃いの重鋸歯がある。
’スーパー・スター’(S. x bumalda 'Super Star')
’サンド・ロップ’(S. sp 'Sun Drop')
’ゴールド・マウンド’(S. x bumalda 'Gold Mound')
以下はシモツケ属の仲間です。
「ホザキシモツケ(穂咲下野)」(S. salicifolia)
北海道、本州(日光、霧が峰)に分布する落葉低木 花期:6~7月
「イワシモツケ(岩下野)」 (S. nipponica var. nipponica)
本州(近畿地方以北)に分布する落葉低木 花期:5~7月
「トサシモツケ(土佐下野)」(S. nipponica var. tosaensis)
別名:イワデマリ イワシモツケの変種
高知県、徳島県に分布する落葉低木 花期:5月
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