みにくいahiru がーがー独り言

みんな違ってみんないい。

五月と四分の三

2006-05-25 17:29:37 | 本・雑誌

昨日、いや一昨日読み終わった本の感想。
前にも書いた「九月と四分の一」

大崎 善生さん

この人の本は自分をその大崎ワールドに引きずり込む。
春樹ワールドのような、強烈な感じではなく。 切ない、なんだか寂しくなるような世界感。
常に外国にいる気分。

特にフランス。

晴れ渡るような空をずっと眺めている気分にさせる。


なんなんだろう、この寂寥感。

今回の話は4話が入っている、短編集。
いつも、書き下ろし?長編を読むので、ちょっと新鮮


題名もとっても情緒あふれる題。


まったりと、大崎さんワールドに浸かった気分。
この人は、海外の話が多い。

そういう事が多かった人なのかな?
そして、編集者という立場が多い。

これからも、大崎さんの作品を
読んでいきたい。

 

題名はその本の題に合わせて
書いてみた。

もう気が付くと、五月の四分の三を
過ぎている。

フランスにはとても素敵な名前の駅が多いそうだ。
その一つに九月と四分の一という駅があるそうな。

行く機会があれば、その駅に訪れたい。

九月と四分の一という
ちょっと、ハリーポッターも思い出せたが、
フランスの風に吹かれてみたい