今日、先日図書館で借りた本。
「A2Z」エイ・トゥ・ズィ 山田詠美さん
を読み終えた
最近、本のペースが早いねっ
この本は、先日いた友人に話していたんだが。
とても実在する友人?に似てる。。。
やりたいことをやって何が悪い!みたいな
それでいて、我侭で男性を弄ぶ?
う~~~ん、山田さん。その女性(主人公)見た事あるよ
うんうん。
「楽」という題名は。
この文章に惹かれたから。
「・・・・・・・・・・三十過ぎた人間なんて、もうじじばばだと思ってた。それなのに自分が
過ぎてみると、ちっとも成長してない感じする。まあ、楽になったことはすごく増えたけ
ど」
その「楽」という言葉に何か可能性が隠されているような気がする。知らぬ間の成熟が
生きて行くのを楽にする。そう思いたいものだが、そこには何かをひとつひとつ諦めて行く
ような寂しさもつきまとう。
経験が増えると、それだけ世渡り上手になり、
楽になっていく。
それと同時になにかの寂しさもつきまとう。
それはなんだか、儚いもののように感じた。
節目節目がするっと通り過ぎていくと、それはなんだか、味気ないものに変わるからだ。
不幸がいいというわけではなく、そうなる事で、節目節目の重さが増し
これからが楽になる。
う~~ん。むつかしい
むつかしい
本は好きだ。
こうやって、色んな事で考えさせてくれる。
最近、本の虫と化してるな~