みにくいahiru がーがー独り言

みんな違ってみんないい。

2006-05-23 12:47:50 | 本・雑誌

今日、先日図書館で借りた本。
「A2Z」エイ・トゥ・ズィ 山田詠美さん

を読み終えた

最近、本のペースが早いねっ

この本は、先日いた友人に話していたんだが。
とても実在する友人?に似てる。。。

やりたいことをやって何が悪い!みたいな
それでいて、我侭で男性を弄ぶ?

う~~~ん、山田さん。その女性(主人公)見た事あるよ
うんうん。

 

「楽」という題名は。
この文章に惹かれたから。

「・・・・・・・・・・三十過ぎた人間なんて、もうじじばばだと思ってた。それなのに自分が
過ぎてみると、ちっとも成長してない感じする。まあ、楽になったことはすごく増えたけ
ど」
その「楽」という言葉に何か可能性が隠されているような気がする。知らぬ間の成熟が
生きて行くのを楽にする。そう思いたいものだが、そこには何かをひとつひとつ諦めて行く
ような寂しさもつきまとう。



経験が増えると、それだけ世渡り上手になり、
楽になっていく。

それと同時になにかの寂しさもつきまとう。

それはなんだか、儚いもののように感じた。

節目節目がするっと通り過ぎていくと、それはなんだか、味気ないものに変わるからだ。

不幸がいいというわけではなく、そうなる事で、節目節目の重さが増し
これからが楽になる。

う~~ん。むつかしい
むつかしい


本は好きだ。
こうやって、色んな事で考えさせてくれる。

最近、本の虫と化してるな~