◆SORAの腎臓がん日記◆

2008年12月まさかの「腎臓癌」
12センチの腫瘍が右腎臓に!
発病~入院手術とその後15年間の記録

【25】 右腎臓摘出手術より9日経過 クリスマスイブに術後検査結果を聞く  

2009-01-28 11:37:04 | 入院 (手術後)
■ 2008年12月24日(水)クリスマスイブ 
     入院生活16日目 術後9日経過 術後の検査結果聞く ■



今日はクリスマスイブ
私の大好きなクリスマス



43年間で生まれて初めて病院で過ごすクリスマスイブ











こんなクリスマスイブの日が
私の人生にあるなんて思ってもいなかった・・・。




夕方PM6:00~S主治医から術後の病理検査の結果を主人と聞く。



MR画像などを見ながらS主治医が穏やかな口調で説明。

*腫瘍は大きくて8cm×12cmの大きさ
*腫瘍の重さは約820gm
*腫瘍は のう胞状態になっていて(スポンジみたいな感じ)
 細かい穴が開いてるような腫瘍であった。
「悪性」
リンパ節転移「無」
*主静脈、副腎、腎周囲組織に浸潤なし。腎に限局する
T2 :がんが被膜を越えていない 
 直径7cm以上
ステージ1~4のうちの 「ステージ2」











腫瘍は、きわめて大きかったが
幸い「転移」なし。
この大きさでの転移なしは、良かったですよ。との事だった・・・
のう胞状の腫瘍の場合、「良性」が殆どらしいが、
私の腫瘍は「悪性」だった・・・。



後で知った事だが、
手術後、家族への説明の時点で主人と長男には
摘出した腫瘍が「悪性」であった事は伝えられていたらしい。

私がショックを受けないよう
悪性だった事は2人だけの胸におさめ
あえて私には、その事は伏せてあったのだとか・・・。





でも、ネットで色々調べていた私は、「悪性」の可能性が高いと覚悟していた。
また、
腎臓がんの特徴で転移を起こしやすいとあり、
腎全摘術、腎温存術ともに、
腎臓のがん細胞が血液によって遠隔転移の出現がないかどうかの観察は必要
および切除した腎臓の腎機能の変化に対する検査も重要

通常のがんでは5年再発がなければ治癒と判断されることもあるが、
腎臓がんの増殖は大変ゆっくりなので、
そのため経過観察も長くにわたっていく。


腎細胞がんは、腫瘍が小さいうちに発見されれば、
治癒が期待できる。
しかし、直径5cm以上の大きな腫瘍や転移がある場合は、
手術後再発することが多いとされている。
また、体重減少や発熱などの症状を伴うがんは、予後が不良。

という事実もネットの情報でわかっている・・・。


何か私の腫瘍は微妙な感じだ・・・・。
直径12cmだからなぁー
血尿が出て、痛みを感じる。こうなるとかなり進行している。
今のところ転移はみられないが、初期ではなかったのも確かだ・・。





クリスマスイブ
S主治医からのプレゼント「転移の可能は極めて低い」の言葉は
何とも微妙なプレゼントとなったようだ・・・。





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2 コメント

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転移がなくてよかった! (はる)
2009-01-28 17:48:55
以前あちらにも書いたけど
うちの父親が悪性の腎臓癌で摘出手術をしました。
10年くらい経つけど転移も再発もなく元気です。
ネットの情報も事実かもしれないけど
うちの父親の話も事実ですよ。
そらさんも必ず完治すると信じています。
そらさん自身もそう信じてくださいね。
返信する
>はるさんへ (そら)
2009-01-29 13:21:23
>はるさん、ありがとう!

はるさんのお父さんは初期だったんですか?

でも、お父さんのように10年経っても
”転移、再発がなし”
という事実を聞くと嬉しくなります。

私も10年先に全然大丈夫です!と
報告出来るといいなぁ
返信する

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