お帰り!グッピー生活

自分の独断と偏見に満ちた魚ライフで正確な情報ではなく、思い付きが多いので流し読みして下さい。ありていに言えばただの日記。

グッピーの尾が進化する?

2015-07-16 09:23:31 | 日記
失敗作のグッピーをスペースの余裕があったために放置していたのですが、さて場所をあけようかとのぞいたら尾ビレ下部がYに別れているオスがいました。
金魚の三ツ尾の始まりのような感じでしたが、大きくなったら尾ビレがまくれてしまうだろうと思いながらも、一応兄弟と親を少し残してみました。
3ヵ月後の現在は予想された通り、泳ぐと上にまくれあがってしまう結果になりました。




生後6か月前後?尾ビレの下が2枚になっています。金魚のように金座がついてくると好ましいのですが…
いくら世代交代が早いとはいえこれを金魚の三ツ尾近くまでに持っていくのは至難の業だと思います。


中央の下・同胎メスでオスに対応するタイプです。


下はその他の兄弟、姉妹です。










オトシンネグロの繁殖 奇跡の1枚

2015-07-09 12:37:56 | 日記
孵化から12日目の稚魚が1cmを超え、この成長スピードには驚きを隠せません。


稚魚なのに成魚のようなヒゲを確認できます。体にまとわりつくように水流が目視でき、ブラインシュリンプが周りを泳ぎ、それを食したブラインシュリンプが5匹ほど腹の中に見えています。


ブラインシュリンプは集光性なので稚魚たちがそれを狙って水面に集まります。

6日に産卵した卵が8日に孵化しました
放置する予定でしたが、孵化途中や直後を撮影したあと、気が変わって産卵箱に拾い上げました。


ピントの合った画像が撮れた時には…孵化が終わっていました。


全体にブラインシュリンプやその卵、中心に孵化直後の仔魚、右端にネグロの卵が転がっています。

孵化直後では、体が透明で肉眼でもそこにいるのはわかりますが、姿かたちをハッキリと判別するのは不可能です。デジカメもごく普通の古い機種で、無償借入している文句も言えない立場なのに、文句言いながらとにかく頑張って水槽に張り付いて撮れた奇跡の1枚です
透明で非常に小さい被写体では、バカチョンカメラ【デジカメも?】泣かせのピントが合うなどという奇跡はまずお目にかかれないと思います。


壁面に張り付いている仔魚のお腹に、卵黄がまだ満タンなのがみえます。この栄養分を吸収するとエサを食べ始めます。左下にブラインシュリンプ、右下はブラインシュリンプの卵が見えます。ネグロの卵が1mm位なので仔魚の全長は2mmくらいなのでしょうか?


全長が1cm過ぎた稚魚と孵化直後の仔魚です。12日違いなのにサイズの違いに驚かれさます。

皆さんも繁殖にチャレンジしてみてください。成魚を手に入れるまで時間がかかりましたが、運が良いとすぐ手に入ります。またオトシンネグロのお腹が膨らんで抱卵していると判ったら、ネグロ専用水槽の用意をして、産卵後ただちに親を隔離することがコツ?当たり前のことではありますがそこが基本ですよね、朗報をお待ちしています





オトシンネグロの繁殖

2015-07-07 21:43:32 | 日記
お久しぶりです。
うっかりと口を滑らせてしまいネグロの子供をアップすることになってしまいました。グッピーも細々とやっていますので、もう少しお待ち下さい・・・・・

種親は今年2月7日に購入したもので、6月26日に産卵28日に孵化しました。
繁殖能力のある個体を入手するまで約3年かかりました。メスは産卵するのですが、オスにやる気がないのか受精に至らず、毎回無精卵という結果に終わっていました。中にはネグロに瓜二つですが別種かハイブリッドじゃないかと、疑わしく違和感のある顔立ちをした個体もいました。

水温は24℃・水は水道水をカルキ抜きし、雌雄6匹を30㎝水槽に入れただけで、難しい水質調整などは一切なしです。普段はフィルター付近や壁面に張り付いて、水のなくなった水槽から指でつまんで移動するくらい存在感のないネグロですが、産卵前には成魚がせわしなく泳ぎ回るので、翌日か翌々日には産卵と判別できます。


生後2日目 体が透明でなかなかピントが合いません。白く映り込んでいるのは、ブラインシュリンプです。


無精卵2日目 カビています。水温計は数字2~3の10目盛りで1.25cmほどです。


生後4日目 ブラインシュリンプを食べ始めました。お腹の中のブラインシュリンプが透けて見えます。



生後8日目 全長約7mm、もう体色も一人前につき始めています。


生後9日目 小さい個体もしっかりしてきました。


オス≪全長3㎝前後≫と稚魚
 

メス≪全長4㎝前後≫と稚魚



稚魚と同居させた直後に産卵しましたがスペースがないのでそのままです。

親はコケが主食?と言われていますが、稚魚は動物性であるブラインシュリンプがないとうまく育ちません。
ずいぶん前になりますが、繁殖に成功し50匹ほど孵化したのですが、沢山コケがある水槽にもかかわらずポロポロ壁面から落ちて死んでしまう稚魚が続出していました。オトシンネグロの食性は植物性だと思い込んでいたころの大失敗です。
エサは植物性だと一般的に思われていますが、生きたイトメや赤虫にも食いつきますから雑食ではないかと考えています、エサにありつくまでに他の魚にエサを奪われてしまい、仕方なく壁面のコケや微生物をなめているのではないかと推測しています。悲惨な境遇にもかかわらず水槽とフィルターの掃除を一手に行き受けてくれている大切な魚で、これからの繁殖でファミリーが増えるのが楽しみです