エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

栃木での秘密塾

2009-01-27 00:11:14 | Weblog
栃木の方々への講座が終了した。
甲子園監督からの賛美を受け、むず痒い気持ち。
でも、間違いなく「新しい風」が吹いたと感じる。

勝つ前に必要なこと

昨年の監督会議でお話し、懇親会での話しは今も鮮明だ。
勝つ監督に限って「勝たなくても」と言う。
自分が大切にしているものを、大切にした瞬間に勝ちが舞い込む。

掴もうとした時に逃げ
平常心の時に、掴もうとしたものが、向こうからやってくる

面白いもの。
栃木の方々の熱い思い、静かなる闘志を強く感じた。
ある中学生を指導している監督が・・・

「髪の毛を切らせたい」

意図は、覚悟を持って、目標に進んで欲しいとの思い。
学生の時は、自分に都合よく考え、捨てることをしない。
何かを得たい時に、何かを捨てる覚悟が必要だ。
格好付けたい時に、【あえて】髪を切ることに意味がある。

ほんの数ヶ月、数年を我慢できなくて、これからの人生を成就できるか。
今、こういったメンタルタフネスを経験すると将来が明るい。
目の前のことに言い訳し、動かない者は、将来動きたい時に動けない。

昨日、新幹線で移動している時に電話がきた。
「その選手が、自主的に切ってきました」
電話の向こうが分かる声で、話してくれた。
指導者が、選手と近くなった瞬間だ。

お互いを受け入れる

勝つことよりも大切なことである。
そんな関係が、栃木にはある。
甲子園に出た云々の次元ではない「人間教育」が日々ある。

講座期間中に、何度も相談を打ち明けられた。
本気だから悩む。本気だから、どうにかしたくなる。
本気の指導者が、栃木にはいる。

伝えている側が、勉強できるのが「秘密塾」
栃木での熱い経験を、今度は北海道の「ふらの」へ還元する。
地域を考え、地域を奮い立たせる子供達の野球。
真剣に、大人が、子供が考え行動する。

本気の応援団として、乗り込もうと思う。

明日は、紋別にて「教師塾」が立ち上がった。
網走でも子供達へ本格的にサポートしている。
網走は、本気の方々へのみ還元しようと思う。

「子供たちへ還元したい」

優先順位が子供たちの大人へ、全力でぶつける。
矢印が自分に向いている大人は、二の次である。


栃木の皆様、ありがとうございます!
今後、二ヶ月に一回は、栃木に行って「これから」を深めましょう。
これからが勝負!ここからが出発です!!!

http://www12.plala.or.jp/endou27/


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