エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

ウガンダムセベニ大統領

2008-06-04 21:53:58 | Weblog
奇跡は自分で起すもの


先月下旬。アフリカ開発会議に出席するために日本に来ていた大統領と会った。
ウガンダの大統領の「ムセベニ」さん。彼は東アフリカのリーダーである。
その彼と、いち民間人がホテルの一室で会うことができた。
通常では考えられないミラクルである。しかしこれは現実である。

ウガンダの国の子供たちと北海道で国際交流を一月に実現した。
良いことをすると足を引っ張る人も出てくるもの。そんなのはどうでもいい。
狭い了見じゃなく、北海道の未来のために立ち上がり実施したことだ。
そして大成功に終わり、次のステップに突入している。
ウガンダの子供たちは「夢を創り語った」次は、その実現しかない。
実現に向けて、会わないといけない人がいた。それはウガンダの大統領だ。

交流を終え、4月に三度目のウガンダ訪問を行った。
目的は大統領に会うためだった。しかし急なインド訪問もあり実現しなかった。
滞在中に、TICAD(アフリカ開発会議)が5年ぶりに開催することを知る。
なんと日本の横浜で開催されると知った。
エントモの予定は、通常2ヶ月はびっちり埋まっていることが多い。
だから4月上旬に聞いたときは、もう予定はおおよそ埋まっていた。
しかし、又とない大チャンス。時間を捻出した。

取れた時間は24時間・・・

29日の朝一に出発し、30日の午前中に北海道に帰るパターンしかない。
会える確率は、たった「5%」。それでも渡航を決意した。
朝10時に横浜の会議場に到着した。チャンスを狙った。10時間後・・・

ホテルの一室で20分あまりの会談に成功した。ミラクルな出来事だった。
ムセベニ大統領は、気さくに話をしてくれた。ユーモアも抜群だ。
一番印象的だったのは「目」である。優しい眼差しの中に「鋭さ」がある。
一国の主。当然20年前の修羅場をくぐってきた人。
20年以上大統領をしている長期政権の主である。
彼との接見で自分の心が熱くなった。心のスイッチを押されたようだ。

本物から得られる「本気」

滅多に会えない本物。
残念ながら野球界にはほとんどいない本物。居ることはいるが少ない。
やっぱり経済人に多い本物。目指しているベクトルが一緒な人はごく一部。

最近会った本物な人。

つい最近、チャイルドサポートの池間さんと会った。
池間さんとはアホ会などでお会いしている。講演会もお聞きしている。
やっぱり本気で世界の子供たちと向き合っている。
政治家でもお金持ちの経済人でもない。しかし、世界に大貢献している。
自分の思いで開拓し、目の前の困難を乗り越えている数少ない本物だ。
気さくに電話もしてくれたり、今後「思い」を共有していきたい。

Kリーグの須田兄貴とも会った。
須田兄貴は、自らも格闘家で世界を知っている人だ。
そして世界チャンピオンに次々と輩出し、トレーナーでも知られている。
一晩語り明かしたが、凄い人ということを再確認した。
物事をどの視点で見るかを常に考え、小さくまとまらない思考は凄い。
須田兄貴と話していると、自分がちっぽけに見える。
本気で突っ走っている本気人だ。現在も大きな企画進行中だ。
その須田兄貴は7月22日札幌に来る。気絶ものだ。滅多に会えない人。
会いたい人は、是非一報願いたい。本気を注入してくれる。

「奇跡は自分で起すもの」

他力で動かないで、自力で常に動いて勝ち取る何か。基本である。
自分から近づいていくことが出来るようで出来ていない世の中。
「動けば変わる」と口で言っている人間ほど腰は重い。
8月に九州で講演に恵まれた。アホ会の師匠「西田文郎先生」が言う。

「知覧に行きなさい」

知覧特攻博物館は九州は鹿児島の田舎にある。非常に不便な場所にある。
今回の講演場所は鹿児島じゃないが、知覧に行ってくる。
若くして命を特攻隊で失った方々の手紙が展示している。
彼らの「思い」、彼らの「志」に触れたい。
今の日本で「国歌斉唱」とか「日の丸国旗」がどうとか言っている人。
知覧に行けばいい。日本の修学旅行も今はおかしい。
教師が行きたい海外や、日本内でも遊びの地が選ばれる。

愚の骨頂だ!

いじめを無くしたいなら知覧にいけばいい。
日本の志を取り戻したいなら知覧にいけばいい。

何も軍国に戻るという話じゃなく、昔の志にふれることが大切なのだ。
骨のない人間が戦後の教育で増えている。残念なことだ。
自分のことだけ考えている人が多すぎる。
少なくとも、特攻隊で亡くなった方々は「自分さえ」ではない。
断れない状況もあっただろうが「腹が」据わっていたに違いない。
滅多にいけない知覧で勉強をしてくる。自らの足を使って。

さて小田島氏が来月北海道に帰ってくる。
JICAの隊員は、二年の任期後、就職先に困る現状がある。
そしていつまでも国際貢献の名の下、世界に身を置こうとする。
これはいけないことと感じる。国費を使い世界貢献している。
海外で尽力した後は、絶対にその経験を日本に還元するべきである。
本気でやった人間は「伝道師」として受け入れられるだろう。
しかし魅力ない適当人間は苦労するだろう。
行く前に「なぜ世界で活動するのか」が明確じゃない人間は苦労する。
小田島氏は、行く前に大きなビジョンがあった。
あくまでもウガンダでの活動は通過点に過ぎない。
彼は、日本に帰国しエントモと活動を一緒にする。
日本を良くするために「伝える側」にまわる。素晴らしい決意だ。
先生という枠を越えて、すべての人に「本気」を伝える。
ワクワクする。ドキドキする。帰国後、更にスケールアップする。

自分から奇跡を作る男

日本にはたくさんいる。
才能じゃなく、素質じゃなく、すべては「思い」からスタートする。
エントモだから出来る。小田島だから出来る。
そんな考えをする人は言い訳をしているだけ。
出来ないと錯覚しているだけである。

次のステップに・・・

びっくりするような、そして世の中が変わるきっかけをまた作る。
そう。変わるものを待たないで、自分から切り込むのがエントモ流。
乞うご期待!

http://www12.plala.or.jp/endou27/