エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

帯広・旭川でのお勉強

2008-02-12 13:02:05 | Weblog
面白かった帯広&旭川遠征。

久々の野球関係のお仕事に胸高鳴らせ電車にて移動。
帯広では熱血有志がお待ちいただいていた。感謝。
午前中はあるチームへのお話。かなり濃密な話に終始した。
初めて接するチームだったので、ネタを考えたが王道ネタで攻めた。
かなりのインパクトがあったに違いない。手は抜かない。一撃必殺。

旭川に移動し、野球講演を実施。
終盤20分の時間を残し、質問タイムへと移行した。
エントモ「質問ある人!」


・・・


・・・


・・・


ま、まじ?

ある学校は全員手が上がる。野球講演をしてこんなことは二回目。
一回目は五年前の駒苫。初めての時に、すべての選手が質問をした。

時間的に全員は聞けない・・・

焦って質問タイムに早速移行した。
選手の、子供たちの顔が、目が活きている。輝いている。
旭川!こりゃ凄いぞ。驚きとともに感動すら覚えた。
時間内で終わらなかったので、終了後に、会場の外で話した。
数十分後、電車の時間もあり、無念の終了・・・。


思った。


なぜ今日質問の手があれほど上がったのか???
冷静に考え分析した。やっぱり「指導者」だ。
香田元監督は言う「自分のプライドより選手のためが一番」
迷いなくそう言い放つ。
でも、実際の北海道内の指導者はいかに。
自分の体裁を保つために、他の理論や話を聞かせない人が多い。
ある一部の志士はいるが、大半はこんな感じだ。
選手のためじゃなく、自分のためにやっている大人。
だから色々な問題を自ら作り出し、選手に対してマイナス発信。
これが非常に多い。びっくりするくらい多い。
全国大会で常連とか、そんなの全く関係ない。人としても問題。
本人は気づいていないに違いない。

帯広・旭川で参加したチームは全く違った。
選手のために動く指導者の方々。頭が下がる。非常に柔軟な方々だ。
勝つ以前に、人間育成がしっかりなされているに違いない。

何のためにスポーツを行うのか・・・大切なことだ。
誰のためにそれをするのか・・・大切なことだ。
どういう人になりたいのか・・・とても大切なことだ。

「どういう選手」 ではなく 「どういう人」

こういった考え方を持つと、礼儀・挨拶・道具・整理整頓など私生活に
ついて考え、優先順位が高くなる。これって必然の考え方である。

帯広、旭川で、新たに大人のあるべき姿、子供の未来の可能性を再確認。
周囲にいるマイナスの人を見て、そして勉強し身を律っしなければ!

マイナス君!ありがとう!!


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