エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

おもてなしの心

2007-09-09 21:55:06 | Weblog
おもてなしの心を学んでいる。

日本人のよき「たしなみ」である。心よりもてなす心。
実際にやる側になると難しい。



さて、数日前の奈良飛鳥で行われた「青年塾」。関西クラスが担当。
そこで目の当たりにしたのは「おもてなしの心」。塾生が塾生を迎える。
奈良に来た全国の塾生が、「素晴らしい飛鳥」を堪能できるよう尽力する。
それも中途半端じゃないおもてなしである。

雨が降りそうであれば「傘」を準備を当たり前のようにする。
町中を散策する時に、下見をし時間を計り、経路を考える。
「そこまでするか」の気持ちで客人を迎える姿勢。もてなされる側が感動する。

もてなされる側は「それに報いる」「ご迷惑をおかけしない」といった気持ちが
自然に生まれ、行動し、よりよい時間となる。


9月の6、7日と北海道の北見(道東)にて北見青年会議所主催の例会に出席。
6日は地域企業の方々を中心に講演会を行う。7日は例会であるが一般参加可。
ここで、青年会議所の「おもてなしの心」にふれる。
ちょっとした心づかい。不自由のないように準備をしてくれる方々。
まさに奉仕の心である。できるようで、なかなかできないこと。
それを、自然体でやる北見の方々に感動を覚えた。

7日の講演終了後に、打ち上げで懇親会に出席した。
宴を終え、雨の中、ホテルに戻る途中に、ある方が突然走り出した。
ホテルに到着するやいなや、「ウコンドリンク」を手渡された。
走ったのは、ドリンクを先回りして買っていただいたのだ。
その他にも、お心遣いが多分に見える。まさにおもてなしの心。
受ける側だったが、非常に考えさせられ勉強になった。感謝。


講演会で人を呼ぶことは難しい。
自分で主催することもあるので、その苦労はよく分かる。
本日も某所で講演会を実施。驚くことに非常に人が少なかった。
たぶん、今までで一番少なかったように思う。

これもまた勉強になった。
紙を配っても、なかなか足を運んでくれないのが講演会。
過去の講演会で「苦汁」を味わっている人が多い。
人の話を聞くのが苦手になっている人たちが多く存在するのも事実。
演者を考えると、少ないより多いほうが良いに決まっている。
おもてなしの心を考えれば、「いかに集客できるか」が大きな鍵。

本気でどれだけ、時間と労力を使って集客できるか。これに尽きる。
どんな状況でも学ぶことが大切だ。今日も学び多き一日だった。



北見で縁をいただき、そして北海道のために奮闘している人を見た。
自分の行動を顧みて、そして明日につなげようと思った。
感動から人は動く。非常に素晴らしい北見での講演会であった。感謝。


http://www12.plala.or.jp/endou27/