6年生がカレーづくりをしました。
とうぶ移動教室では、「カレーづくり」をさせてみたいという、
学年担任4人の強い思いがあります。
なぜ?と、私は問います。
子供たちに、本当に必要な活動なのか。
子供たちは、主体的にどこまでやろうとするのか。
これまで家庭科で学んできたことを生かし
「安全」と「目的意識」を学習のポイントにして
4クラスとも、
まずは、学校で
行ってみることにしたようです。
今日は、6年3組の実習です。
自分の役割、仲間との協力。
最後まで、やり遂げること。
そして、何よりも安全に注意すること。
主体的、
協働的に学習する姿が見られました。
各班に「今日のカレー作りの目的は何ですか?」と聞いてみると、
「協力して、効率的にカレーをつくることです。」
「安全に気を付けて、楽しくカレーをつくることです。」
等々の返答がありました。
いいです。
とても、いいです。
野外での食事作りは、
家庭科室で行う実習と比べて、
何倍も大変ですが
チャレンジさせてみたくなりました。
6年生担任は、
かつて、他の学年が行っていたからとか、
珍しいことをさせて楽しませたいから
と、いうような考えではなく
子供たち一人一人に、
自分のしたいことを実現するために、
どんな努力が必要なのか、
友達とどのように協力することが大切なのか、
考えさせる学習の機会を創り出そうとしています。
先生方の
子供を確かに見つめる目と熱意が伝わる
学習活動です。