しろいはね くろいはね

感情解放、ヒーリング、意識の目覚めをキーワードに日々の気づきを綴っていきます

物理的に受けた精神的な傷の痕跡

2023年05月31日 07時00分00秒 | 日記
様々な方のセッションをしていて、
自分や他者の感情や感覚を
全くと言っていいほど感じ取れない
という方にたまに出会います。

色々な原因があるのでしょうが、
先天的な器質から来ているときもあれば、
後天的に自分でそうした感覚を閉ざした
人もあるし、

何かの拍子に外部要因によって
閉ざす操作をされたケースもあります。

一番最後のケースで、最近出会ったのは、
魂の歴史を遡っていった中で、
ある人生でものすごく非人道的なやり方で
そうした感覚を破壊され、記憶なども含めて
操作された痕跡のあった方がありました。

その方の場合は、
どれだけ働きかけても全くと言っていいほど
何の感覚も感情も読み取れず、
浮上するものもなく、と言った状態が続いて、
長いことほぼお手上げ状態でした。

けれど、あるセッションでようやく浮上した
一つの人生に、そのカギがありました。

忍者として生きたその人生で、
人間的な感情や感覚を相当いじられたようで、
人をあやめても拷問しても、一切
何も感じないで任務が遂行できる状態に
なっていました。

その人生のその人も、
非人間的な行為をたくさんしたようでしたが、
一方で、されてもいたんですね。

これまで、忍者や特務機関のような組織の
一員だった人生が出てきた方は何人も
ありましたが、

ここまで、今生の感情や感覚に根深い影響が
出ている方は初めてでしたし、その人生で、
精神構造をズタズタにされた人というのも
初めてだったかもしれません。

感情や感覚を感じなくする方法というのは
色々あって、神様やダークサイドの存在に
お願いしてエネルギー的に消してもらう
というやり方の他、

宇宙人系の介入があって、インプラントなどを
入れられて操作されているというケースも
割と見たことがあります。

また、自分で封印するというのは
一番オーソドックスでよくありますね。

けれど、物理的にここまで破壊されるような
やり方だと、こういう風に影響の出方が
違うのだな、というのを目の当たりにして、
すごく勉強になりました。

その時代に、こんな風に荒っぽいやり方で
人間性を破壊する方法が確立されている
のかどうかはわかりませんが、
あったということ自体、非常に驚き
ではありました。

歴史的に、忍者の一族がどんなものなのか、
あまり詳しくはないのですが、様々な方の
セッションの中で読み取ったストーリー
からだと、

長の方針によって、割と人間性を尊重した
活動を選択していく流れもあれば、
高額の報酬をもらう代わりに、かなり
非人間的な活動を引き受けて行くような
流れになることもありました。

たとえるなら、
池波正太郎の真田太平記に出てくるような
血の通った忍びの者と、鬼滅の刃に出てくる
宇髄天元の父親のような、人間性は一切排除する
考えの忍びの違いみたいな感じでしょうか。

今回のこの方の場合は完全に後者で、
しかも相当にキツイ感じでしたので、
これまで、どうしてここまで無感覚で
主体意識が無いのか不思議だったのですが、
なるほど、と色々腑に落ちた感じです。

エネルギー的なものだとリーディングしても
もう少しわかりやすいのですが、
このケースはなかなかに分かりにくかったです。

まだ糸口をつかんだばかりなので、
これだけが原因なのか、慎重に見て行かねば
なりませんが、この方も良く諦めずに
通い続けてくださったと思います。

それもまた、恩寵の導きだったのでしょう。

忍者や特務機関のエージェントでなくても、
テロ組織や反社会的組織で拷問を受けるなど、
多分この世界にはそのようなやり方で
受けた精神的な傷を持った魂も
たくさんいるのだろうな、と思います。

今後、このような傷を持った魂に
再び出会った時、同じように糸口が見つかる
とは必ずしも言うことはできませんが、
当たりをつけつつ、別のアプローチも
早い段階でできるかもしれないな、
と思いました。

何年やってても、
日々新たな学びの連続ですね。

















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