暑い夏もお盆が過ぎたら、夜は涼しい風が感じられるようになって来ました。
これから適度なおしめりと急激な気温の上下が無ければ、松茸の収穫が期待されます。
しかし、今年は松茸採りにはあまり良くないニュースが多く聞かれます。
クマが彼方此方に出没して結構な目撃情報が寄せられています。
そんな風の便りもよそ事のように考えていましたが、なんと私のイノシシ捕獲用の檻にクマが入ってしまいました。
散々これから収穫を期待していた「サンツガル」を食い散らかしたイノシシが、もう少しで入りそうだと楽しみに(敵討ちの意味です)していたのに、予期せぬ邪魔者にガッカリです。
この檻の設置場所の直ぐ上がマツタケ山です。
このクマの捕獲は間違って獲れてしまった錯誤捕獲なので放獣しなければなりません。
しかし相手は恐ろしい猛獣です。
とても素人では放す事は出来ません。
そこで地方事務所他、専門家の手を借りて放獣する事となりました。
危険なので、遥か遠くから見ていますので良く分かりませんが、麻酔銃のような物で眠らせてから方獣するようです。
ピンクの印の付いた物がクマの腿辺りに当たったようです。
しばらくするとクマもおとなしくなり、やっと檻に近付く事が出来ました。
引きづり出して
身体測定をします。
体調125cm、体重60Kg
6〜7歳のオスでした。
このクマをバンの中に積んで先生は遠くに放しに行きましたが、いつ目覚めて動き出すか分からないのに嫌ですねえ‥
小一時間で騒動は終わりましたが、考えてみればマツタケ山の何処にでもクマが居るという事なので、非常に怖いです。
こんな身近な場所で檻に入っている事を考えると、何処かで事故が起きても不思議ではありません。
気をつけて(自分では気を付けていても何処で出会うか分からないが)松茸採りを楽しみたいものです。
あとひと月少しすればマツタケシーズンです。
投稿者 Apple
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