堀越の農業は、代表するリンゴ栽培と並んで米作りも盛んに行われており、山間地の清流で育まれた米の味には定評があります。リンゴの花が咲き始めるこの季節は苗代づくりが始まります。作業の軽減を図るため昔から共同で苗代づくりが行われています。この日は4軒の農家が、土を敷いた育苗箱を持ち寄り、機械を使って育苗箱にもみ種を蒔き、土を被せ、出来上がった育苗箱を田圃へ運び込む作業が行われました。
年に1回の作業ですので、年季の入った機械を入念に準備します。
機械が動き出すと育苗箱が次々と出来上がります。
流れ作業が始まり、育苗箱が田圃へ運び込まれます。160枚の育苗箱が1時間ほどで出来上がりました。
田圃へ配置された育苗箱は、苗が順調に育つようホロを被せて保温します。
これから一か月後には苗が成長し、田植えの時期が訪れます。
投稿者 WIND