路上喫煙防止条例という条例名で、名古屋市の禁止とはちょっとゆるい印象の条例名です。
>スターバックスコーヒー御堂筋本町東芝ビル店では、歩道脇のテラス席に喫煙スペースがあり、入り口には、歩行者も利用できる大きな灰皿が。
喫煙が当たり前な地域性のようですね。
スモーカーから反対が出るこの条例、よく施行できたと
大阪にエールを送る。
名前だけの条例にならないように期待します。http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070704/wdi070704006.htm
---------------------------記事
指導員に警察OB、市啓発スタート 御堂筋、10月から“罰金”
路上喫煙禁止区域に指定され、10月1日から違反金徴収が始まる御堂筋=大阪市中央区
大阪市は4日、路上喫煙防止条例に伴い、御堂筋と市役所周辺を喫煙禁止地区に指定、啓発活動を始めた。10月からは違反金1000円を徴収する厳しい条例で、当初はトラブルも想定されるため、市は指導員に警察OBを投入する。御堂筋沿道のオープンカフェやコンビニには「店先の灰皿も撤去すべきなのか」と戸惑いの声があるほか、路上でのマナーが問われている大阪だけに「ほんとに守れるのか」といった懸念もくすぶっている。
1億円以上投入
大阪市の路上喫煙禁止地区となったのは、御堂筋約4キロと市役所周辺の道路。御堂筋の北端は北区の曽根崎署と新阪急ビル前で、南端は中央区の高島屋大阪店北側道路が該当エリアになる。
市は4日午後に市役所で路上喫煙防止を呼びかける啓発イベントを開催する予定で、啓発用キャラクター「アカンずきん」の着ぐるみを登場させるなどして、禁止地区をアピール。今後、指導員12人が禁止地区内を巡回し、路上喫煙者に注意を呼びかける活動などを行い、10月1日からの違反金徴収に備える。
市は今年度、路上禁煙対策に1億3800万円の予算を計上しており、こうした啓発イベントの開催のほか、禁止地区の周知徹底を図るため、ポスターやのぼり、地下鉄の中吊り広告などでPRを進めている。
≪グレーゾーン≫
御堂筋を実際に歩いてみると、路上でたばこを吸っている人と20人近くすれ違った。歩道に面したコンビニなどの前に置かれた灰皿で一服しているケースや通りに面した喫茶店などはどうなるのかといったグレーゾーンが気になる。
スターバックスコーヒー御堂筋本町東芝ビル店では、歩道脇のテラス席に喫煙スペースがあり、入り口には、歩行者も利用できる大きな灰皿が。同店のストアマネジャー、仁井内龍太郎さんは「お客さんだけでなく、信号待ちをしている人が店の灰皿を使っていることも多い」と話す。
市の担当者は「ビルや店舗などが管理する場所は条例の規定で禁止区域から外れている」と説明しており、企業が備えつけている喫煙スペースなどで吸うことは可能だが“安全地帯”を乱用するトラブルも想定される。
スターバックス広報は「状況に応じてテラスの喫煙席の撤去も検討するかもしれない」と話している。
“ゴネ得”は許さん
歩きたばこを禁止する条例は、平成14年に東京千代田区で施行されて以来、名古屋市や札幌市など大都市を中心に制定が進んでいるが大阪市の担当者からは「先行する他地域で指導員に素直に従わないのは関西弁の人が多いという話もある」と懸念の声もある。実際、大阪は放置自転車の数が全国でワースト1を続けるなど路上でのマナーの悪さが指摘されている。
市は“ゴネ得”を許さない考えだ。違反金の徴収をする路上喫煙防止指導員12人は全員、大阪府警の元警察官。市は取り締まりのプロの手を借りてスムーズに禁止地区を定着させたい考えで「導入当初は混乱も予想されるが、違反者に納得してもらえるように、粘り強く取り締まりをしてもらいたい」としている。
御堂筋で喫煙をしていた男性会社員(22)は「自由きままなのが大阪人。禁止されても誰も守らないと思う。ただ、名古屋に行ったとき、道路に吸い殻がひとつもなくて吸う気になれなかった。大阪も街がきれいになれば禁止地区を守るのかも」と話していた。
(2007/07/04 16:37サンケイ)
>スターバックスコーヒー御堂筋本町東芝ビル店では、歩道脇のテラス席に喫煙スペースがあり、入り口には、歩行者も利用できる大きな灰皿が。
喫煙が当たり前な地域性のようですね。
スモーカーから反対が出るこの条例、よく施行できたと
大阪にエールを送る。
名前だけの条例にならないように期待します。http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070704/wdi070704006.htm
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指導員に警察OB、市啓発スタート 御堂筋、10月から“罰金”
路上喫煙禁止区域に指定され、10月1日から違反金徴収が始まる御堂筋=大阪市中央区
大阪市は4日、路上喫煙防止条例に伴い、御堂筋と市役所周辺を喫煙禁止地区に指定、啓発活動を始めた。10月からは違反金1000円を徴収する厳しい条例で、当初はトラブルも想定されるため、市は指導員に警察OBを投入する。御堂筋沿道のオープンカフェやコンビニには「店先の灰皿も撤去すべきなのか」と戸惑いの声があるほか、路上でのマナーが問われている大阪だけに「ほんとに守れるのか」といった懸念もくすぶっている。
1億円以上投入
大阪市の路上喫煙禁止地区となったのは、御堂筋約4キロと市役所周辺の道路。御堂筋の北端は北区の曽根崎署と新阪急ビル前で、南端は中央区の高島屋大阪店北側道路が該当エリアになる。
市は4日午後に市役所で路上喫煙防止を呼びかける啓発イベントを開催する予定で、啓発用キャラクター「アカンずきん」の着ぐるみを登場させるなどして、禁止地区をアピール。今後、指導員12人が禁止地区内を巡回し、路上喫煙者に注意を呼びかける活動などを行い、10月1日からの違反金徴収に備える。
市は今年度、路上禁煙対策に1億3800万円の予算を計上しており、こうした啓発イベントの開催のほか、禁止地区の周知徹底を図るため、ポスターやのぼり、地下鉄の中吊り広告などでPRを進めている。
≪グレーゾーン≫
御堂筋を実際に歩いてみると、路上でたばこを吸っている人と20人近くすれ違った。歩道に面したコンビニなどの前に置かれた灰皿で一服しているケースや通りに面した喫茶店などはどうなるのかといったグレーゾーンが気になる。
スターバックスコーヒー御堂筋本町東芝ビル店では、歩道脇のテラス席に喫煙スペースがあり、入り口には、歩行者も利用できる大きな灰皿が。同店のストアマネジャー、仁井内龍太郎さんは「お客さんだけでなく、信号待ちをしている人が店の灰皿を使っていることも多い」と話す。
市の担当者は「ビルや店舗などが管理する場所は条例の規定で禁止区域から外れている」と説明しており、企業が備えつけている喫煙スペースなどで吸うことは可能だが“安全地帯”を乱用するトラブルも想定される。
スターバックス広報は「状況に応じてテラスの喫煙席の撤去も検討するかもしれない」と話している。
“ゴネ得”は許さん
歩きたばこを禁止する条例は、平成14年に東京千代田区で施行されて以来、名古屋市や札幌市など大都市を中心に制定が進んでいるが大阪市の担当者からは「先行する他地域で指導員に素直に従わないのは関西弁の人が多いという話もある」と懸念の声もある。実際、大阪は放置自転車の数が全国でワースト1を続けるなど路上でのマナーの悪さが指摘されている。
市は“ゴネ得”を許さない考えだ。違反金の徴収をする路上喫煙防止指導員12人は全員、大阪府警の元警察官。市は取り締まりのプロの手を借りてスムーズに禁止地区を定着させたい考えで「導入当初は混乱も予想されるが、違反者に納得してもらえるように、粘り強く取り締まりをしてもらいたい」としている。
御堂筋で喫煙をしていた男性会社員(22)は「自由きままなのが大阪人。禁止されても誰も守らないと思う。ただ、名古屋に行ったとき、道路に吸い殻がひとつもなくて吸う気になれなかった。大阪も街がきれいになれば禁止地区を守るのかも」と話していた。
(2007/07/04 16:37サンケイ)