本書は、重症心身障害児(者)の身体の状態、彼らの存在状態、彼らに対する取り組みが紹介されている。
1970年代、「障害焼け跡」論が蔓延していたようだ。それは、「医療は火事の最中のような「病気」に対しては出動して病気を治そうとするが、燃え尽きて焼け跡「障害」になれば、医療は出動しないというものである。 . . . 本文を読む
本書は、雑誌等に掲載されたエッセイが数十収められている。
「他の生物と仲間であることを、ぼくは忘れずに生きたいと思う」(243ページ)と書く作家は、そんなに多くはないのではないだろうか。
ブックオフで本書を購入したが、著者のサインがある。多分、本物だと思う。 . . . 本文を読む