goo blog サービス終了のお知らせ 

2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 『私たちは、原発を止めるには日本を変えなければならないと思っています。』

2012-01-22 18:25:48 | 読書
本書は、雑誌『SIGHT』2011年夏号及び冬号に掲載されたインタビュー集である。その雑誌の編集長渋谷陽一さんと著者たちとの対談なので、読みやすいです。本書の目的は、「原発利権の上に成立してしまっている」「社会全体の構造」を明らかにすることである(まえがき2ページ目)。 本書の著者は、飯田哲也、上杉隆、内田樹、開沼博、小出裕章、古賀茂明、坂本龍一、高橋源一郎、田中三彦、藤原帰一、保坂展人、丸山重 . . . 本文を読む

読書 高杉良著 『会社蘇生』(新潮文庫)

2012-01-22 18:05:42 | 読書
本書は、明治創業の大手商社が経営不振から、会社更正法の申請により、裁判所から保全管理人に選任された弁護士宮野が様々な困難を乗り越え、見事に会社を立ち直した過程が描かれている。 宮野の高校時代のクラスメートという設定の有沢のセリフに、「撤退の号令は勇気が要ります。しかし、それこそが経営判断なんです。」(89ページ)というものがある。日本には、この経営判断がきちんと出来る経営者は残念ながら、多くはな . . . 本文を読む